外観から想像できないほどに広々とした空間を持つ家です

東京都杉並区でユニークな家を発見しました。

びっくりするくらいにうすいんです!この住宅を設計した水石浩太建築設計室に連絡をすると、その理由が分かりました。なんでも、ここは、川と道が鋭角に交わった三角形の敷地であり、様々な制約の中でプランニングされたとのこと。

でも、さらにびっくりしたのが、その室内空間。写真を見せてもらうと、想像もできないくらいに広いんです。

開放感あふれる室内空間

Photo by 谷川ヒロシ

ご夫婦と小さな女の子。三人が住んでいる居住スペースには、住みやすそうな工夫が随所に見られます。

■ダイニングキッチン

Photo by 谷川ヒロシ

階段を上がり二階へ。三角形の底辺にあたる平面的に一番広いスペースにダイニングキッチンはありました。屋根に向かって広がる天井の高い空間は、とても気持ちがいい!

■リビング

Photo by 谷川ヒロシ
Photo by 谷川ヒロシ

建物の中央部は、天井が低くなっていますが、その両側の壁は、全面が窓。片側の窓を開ければ外側のベランダとつながります。内と外の境界がなくなると一気にオープンに。これは、リラックスできそう。

■予備室

Photo by 谷川ヒロシ
Photo by 谷川ヒロシ

三角形の頂点にあたる空間。大きな窓からの明るい光が、開放感を与えてくれます。予備室からの眺めは、仕切りがない分、かなり縦に距離がある印象に。しかも、この空間の真下が駐車場となっているのもポイント。

■ロフト

Photo by 谷川ヒロシ
Photo by 谷川ヒロシ

建物の中央上部には、ロフト。そこには、2つの大きな天窓が設置されています。川を見下ろしたり、空を仰ぎ見ることも!ロフトの奥は、ダイニングキッチンとつながっているので広々と感じられます。

外観からは…
やはり想像できない

Photo by 谷川ヒロシ

このギャップ、スゴいですよね。

外観からは、いくら想像力を膨らましても、広々とした室内を想像することはできません。

限られた土地で豊かに暮らす。そこはアイディアで解決できるんですね。もし、将来、家を建てるなら、是非、参考にしたいと感じました。

Licensed material used with permission by 水石浩太建築設計室
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。