「おにぎり」が日本のものと過信してはいけない
世界に誇るフィンガーフードのひとつとして、「おにぎり」を挙げないわけにはいきません。だけど、これを日本固有のものと決めつけてしまうのは、どうやら早計。お米を主食とするミャンマーにも、これと似た食文化があったのです。
少数民族のソウルフード
「シャン・タミン・チン」
ミャンマーに暮らす少数民族(シャン族)が暮らす地域は、国内有数の米どころで、「ヤツワン」という名のどぶろくにも似たお酒が造られていたり、日本とよく似た風土なんだそう。
彼らもまたお米を握って、おにぎり型にして食べるようです。なんでも、現地ではナマズのすり身を入れるようですが、ここでは親しみやすくツナ缶を使って再現。白身魚でもOKですが、生くささの少ない魚を使ってつくる方が食べやすいですよ。
〈材料〉
ごはん:300g
玉ねぎ:1/4個
トマト:1/2個
おろししょうが:小さじ1/2
おろしにんにく:小さじ1/2A ターメリック:小さじ1/4
A チリパウダー:小さじ1/6
A ツナ缶:1缶(70g)サラダ油:大さじ1
〈つくり方〉
玉ねぎ、トマトをみじん切りにし、フライパンにサラダ油をひいて中火で熱してから、玉ねぎ、おろししょうが、おろしにんにくを入れて炒めます。トマトとAを加えて水気がなくなるまで炒め煮にしていきます。そこにごはんを混ぜ合わせ、4〜6当分にして丸く握れば完成です。