「お米を牛乳で甘く煮る」と聞いただけでNGな人にこそ食べて欲しいスイーツ

アメリカやイギリスを中心に、海外ではスイーツ感覚で食べられている「ライスプディング」。あれ苦手という声をよく耳にします。日本人からしてみれば、お米を牛乳で煮てつくる工程や甘さが受け入れられない原因なのかも。

ですが、この苦手意識をいっぺんに克服してしまう方法が。以下のポイントさえしっかり抑えておけば、新たなライスプディングとの出会いが待っている!

甘み、香り、塩気、酸味を
バランスよくプラスするが吉

イマイチと感じてしまう理由の一つが、あの独特な乳臭さ。ですが、これはレモン果汁を足すことでフレッシュな芳香と酸味がにおいをマイルドにしてくれます。また、フルーツを加えることで甘みをプラス、さらにはジューシーな仕上がりに。

そこへ塩気をちょっと加えることで味がしまり、乳がゆのようなドロドロのお米ではなく、爽やかなスイーツとしてすんなり食べることができるはず。

さあ、いつまでも敬遠するのはもう止めにしましょう。

これならイケる、
進化系ライスプディング

<材料>

・米:60g 
・牛乳:400ml 
・砂糖:30g 
・オレンジ:1/4個分
・レモン果汁:1/6個分
・レモンの皮:少々
・塩:ひとつまみ
・レーズン:10g 
・シナモンパウダー:適量

<作り方>

まずはお米を研いでザルにあげ、水気をよく切っておきます。オレンジは皮をむき、実を1.5cmくらいの幅に切ります(薄皮もむいておきましょう)。レモンの皮は細かく刻んで、果汁は絞ります。レーズンは水に浸してあらかじめふやかしておきましょう。

次に鍋に牛乳、砂糖、オレンジの皮を入れて強火にかけます。ふつふつとしてきたら米を入れ、ときどき混ぜながら水気がなくなるまで弱火で約30分〜40分煮ていきます。

お塩、レモン汁を加えてざっくり混ぜたら、器に盛りつけレーズン、オレンジを乗せてレモンの皮を散らし、シナモンパウダーをふってできあがり。 

いくらか用意するものは多いけれど、これまでのイメージをあらゆる意味でくつがえす、爽やかすぎるライスプディングをどうぞ。

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。