3年間で454トンのゴミを回収した、かわいい見た目と裏腹な「働き者」

アメリカのボルチモアハーバーに佇む、巨大な生物のようなもの。まん丸な目に大きな口、一見ダンゴムシのようにも見えるルックス。オブジェかと思いきや、そうではありません。

彼の名前はトラッシュウィールくん。可愛い顔して、なかなかいい仕事をしているんです。

約3年で引き上げたゴミの量
「454トン」

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トラッシュウィールくんの仕事は、ボルチモアハーバーのゴミを回収すること。捨てられているのは、ペットボトルやタバコの吸殻、空き瓶やビニール袋までさまざま。2014年5月からこの活動をしていて、すでに約454トンものゴミを引き上げているそうです。

トラッシュウィールくんには「水車」が内蔵されていて、回収したゴミはリサイクル資源に分別するか、市の火力発電の資源として利用。

性能的だけ見るとゴミを回収する機械にすぎないのですが「何もデザインがないままは寂しい!」ということで、地元の企業が協力し、この可愛らしいデザインを考えたそう。

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夜のトラッシュウィールくん。

「水力×ソーラー」が
彼の動力源

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彼が動く仕組みはとってもエコ。まず、ジョーンフォールズ川の水の流れを利用して水車を回し、その動力を利用してベルトコンベアーが動きます。そして、大きな口から、ボルチモアハーバーに流れ落ちているゴミやガラクタを引き上げ、口の奥に内蔵されている大きなゴミ箱へと吸い込んでいきます。大きなゴミ箱が満タンになると、ボートでけん引して、新しいゴミ箱に交換する、という仕組み。

ただ、水の力だけに頼ると天候に左右されてしまい効率がバラつきます。水流の勢いが足りないときは、ソーラーパネルの力を借りるそうです。

トラッシュウィールくんは、自然の水の力と太陽光発電、新旧のテクノロジーを融合して、今日もゴミの回収にいそしんでいます。

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嵐が来たあとも大活躍

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トラッシュウィールくん導入以降のゴミの回収率は素晴らしく、1日あたり約17トンのゴミが集めていて、一番多いときには42.7トンにも及んだそう。

「その日は、嵐のあとでした。川からすべてのゴミを出すのに2日かかりましたが、すごくいい働きをしてくれたと思いますよ」

と、トラッシュウィールくんの担当者。

12月にはオハイオ州のハリスクリークパークにもつくられ、その活躍の場は広がるばかり。基本的にトラッシュウィールくんを他の都市へ販売することはしていないとのことですが、boosterでTシャツを購入することで、この活動を支援できるそうです。

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Licensed material used with permission by Waterfront Partnership of Baltimore, (Facebook), (Twitter)
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