僕はただ、シンプルに時刻を知りたいだけなんだけど。

「いやいや、普通に時刻を教えてよ!」と思わず言ってしまいそう、というか言ってしまった。従来の時計の役割は、もはや後回し。むしろ「教材」のような印象が強いALBERT CLOCKは、子ども部屋に設置すると勉強になってイイかも。さらには、頭がかた〜くなってきた大人たちの脳トレとしても役立ちそう。

単純に「18:56」と教えてほしい。

Photo by Gerhardt Kellermann

見てのとおり、簡単には時刻を教えてもらえない。知りたければ、足し算や引き算、掛け算、割り算をして計算問題を解く必要があるのだ。

Photo by Gerhardt Kellermann

生みの親は、パリに拠点を置くデザイナーAxel Schindlbeck。

Photo by Gerhardt Kellermann
Photo by Gerhardt Kellermann

難易度は6段階から選択可能だとか。慣れてきたら徐々にレベルを上げていこう。

Photo by Gerhardt Kellermann

グレー、赤、黒の3色展開で、価格は279ユーロ(約33,700円)。購入はコチラから。

それにしても、毛の分け目球体によってざっくりとした時刻を教えてくれるなど、“本来あるべき姿”から離れ、まったく違う役割を担う時計の登場が目につく昨今。それぞれのプロダクトにデザイナーたちの遊び心が遺憾なく発揮されていて、どれもこれもつい紹介したくなってしまう。

Licensed material used with permission by Albert Clock
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。