ビールを片手に、ペダルをこぐ!ハンガリーの「移動式ビアバー」
つい最近、知人がFacebookに投稿した動画に目が釘付けになりました。映っていたのは、カウンター席に座ってペダルをこぎ、街中をスイスイ進む大人たち。しかも、片手にはビールが!思わず、何度も再生しちゃいました。
そこは、ハンガリーの首都・ブダペスト。どうやらこの移動式ビアバーは、9年ほど前から営業しているらしい。あまりに気になりすぎて、運営会社のひとつ「Beers on Wheels」にコンタクトをとり、いろいろ聞いてみました。すると、以下4つの理由から、この街を訪れたからには「must goな存在」だという結論に達したのでした。
01.
観光もできて一石二鳥!
Beers on Wheelsの移動式ビアバーは、英雄広場やヴァイダフニャディ城横の公園内を走ります。有名な観光スポットを、ビール片手にまわれるのは嬉しい。夏には、この屋根が地味にありがたい気も。
ちなみに、同公園のすぐ横には、この街を代表する温泉・セーチェーニ温泉があります。たくさんこいで汗を流した後に行けば、最高に気持ちイイでしょう。もちろん、お酒が抜けた後にね。
02.
ダイエットも同時進行で
ビール腹を撃退
乗り物の前方にはドライバーらしき人物がいますが、彼は車体の操縦をするだけ。なので、原動力となるのは、あくまでも飲んでいるお客さんです。いやがおうにもこぎ続ける必要があるので、ビールはやめられないけどお腹も気になる、なんて人にはちょうどいいエクササイズかも。
03.
(人数次第ですが)
財布にもやさしい
1時間or2時間のコースを選べて、乗った人数で料金を割るシステム。最大18人の乗車が可能で、もちろん多ければ多いほどお得。例えば2時間を18人全員で割った場合、1人あたり約1,450円(2017年7月現在)。この価格で、ひとりあたり3〜4杯飲める計算です。
04.
グローバルに交流できる
なによりの特徴は、新たな出会いが期待できる点。動き出したら、あとは「ビールを楽しむ」という共通の目的に向けて一直線。途中席替えもできるようだから、いろんなバックグラウンドをもつ人たちと交流できるのでは。
ブダペストで外せない観光スポットは?東欧でオススメのビールは?お互いに情報交換すれば、より充実した旅になりそうですね。