クラフトビールと文房具のカフェ!?台北に行ったら寄ってみて

台湾旅行中、MRTに揺られてふらっと忠孝新生駅(台北市内)に向かいました。酒造工場をリノベーションした、カフェ・映画館・ライブハウスなどの複合施設があったり、秋葉原のように、家電量販店がひしめき合う「光華商場」が有名なエリア。

お昼から日が暮れ始めるまで散策して、さて、宿周辺に戻ろうかなと駅へ戻ると5番出口のすぐそばに「Cafe」の文字を発見しました。

歩き疲れていたし、ひと休みしたいなと思って入ってみると、思わぬ至福が待っていました。

台湾産クラフトビールとケーキの合わせ技!?

コーヒーや紅茶、ケーキなどのカフェメニューはもちろん充実していたのだけれど、アルコール欄に「クラフトビール」の文字を発見。

「様々な台湾ブランドのクラフトビールを揃えています。ラインナップは時期で変わります」。と表記があったので、銘柄のラインナップは季節や店主の気分によって色々変わるみたい。

私が立ち寄ったときは、台湾大学の卒業生3人が立ち上げたブランド「ALECHEMIST」や、台湾に生息する水鹿を保護する意味も込めてつくられた「SAMBAR」。ワールドビアアワードで金賞をとった「立夏」などが並んでいました。
聞けば、台湾産の原料にこだわったクラフトビールを中心に揃えているそうで、納得のチョイスです。

写真は悩んだ末に私が注文したパンプキンを使用したボトル。冬の限定品だそうです。風味はそんなにありませんが、ほろ苦さのなかに優しい甘さが広がって、ケーキとの相性抜群でした。ビールとケーキ、意外とアリですね。

おしゃれなカフェでひと休みしたいな〜と立ち寄って、思わぬ台湾産のビールたちと出会う。そんな旅先での偶然の出会いもあって、思わず長居しちゃいました。

 

ビールでもコーヒーでもなく
専門は「文房具」です

ところでこのお店の名前は、『Plain Stationery Homeware & Cafe』。生粋の文具マニアであるタイガー・シェンさんがオープンさせた、台湾ではちょっと名の知れた文具店なんですって。

シェンさんは台湾文具ブームの火付け役と言われる有名人。昔から病的に文具が好きで、『文具病」というブログを立ち上げたところ、フォロワーが2万人を突破。紹介しているペンやノートはどこで買えるの?と問い合わせがあまりに多いことから、意を決して自らお店を始めることになったとか。そのこだわりは、ビールも然り、というわけなんですね。

ほろ酔い気分で歩き疲れも解消されたら、タイガーさん一押しのペンやノートをお土産に買って帰るのもいいですよね。台湾産ビールを味わいつつ、台湾文具のトレンドを眺める……このお店、オススメです。

Plain Stationery Homeware & Cafe
住所:100台北市中正區新生南路一段56巷16之4號
営業時間:14:00〜21:00(月〜金)
13:00〜19:00(土・日)
定休日:火曜日
TEL:0975875120
アクセス:忠孝新生駅5番出口から徒歩すぐ

Top image: © 2018 Plain co.
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