2019年のベストディスティネーションに選ばれた「意外な都市」――ベンのトピックス
みなさん、ベンのトピックスにおかえりなさい!
もう2019年は過去のことですが、「ベスト・デスティネーション」に関しては終わっていないんですね。今回はヨーロッパで人気のオンラインコミュニティ「European Best Destinations(ヨーロピアン・ベスト・ディスティネーション)」によって、2019年のディスティネーション・オブ・ザ・イヤーに選ばれたハンガリーの首都ブダペストについてです。
ちなみに、同コミュニティの2018年ディスティネーション・オブ・ザ・イヤーは、ポーランドのヴロツワフでした。
いずれも日本からみると意外かもしれません。
なぜブダペスト!?
ブダペストは、何が特別なんでしょうか?
まずヨーロッパの歴史的な首都です。ブダペストは、もともとオーブダ、ブダとペストと言う三つの街がひとつになった街です。現在はブダとペストの街はパリの左岸、右岸みたいな形になったので、ブダペストはよく「東欧のパリ」と呼ばれています。
だけど、綺麗なドナウ川以外は、パリとはまったく違う魅力があります。
ハンガリーの料理は安くて美味しいというのが、ヨーロッパ内での定評です。
グヤーシュ・シチューというメニューが有名で、パプリカ粉がよく使われていますね。地理学的にいうとハンガリーは中央ヨーロッパ。オーストリアとトルコ、両方の影響を受けているのがユニークです。つまり、ハンガリーの料理には、甘さも辛さもある。シチューとかパプリカが苦手でも、チョコレートケーキやスイーツも美味しいです。
料理が美味しいのはパリと同じ?
そうかもしれませんが、ハンガリーではディナーに何万円もかけなくても、美味しい食事にありつけるんですよ!
そして日本との共通点……そうです、ハンガリーには温泉文化があります!
古いペストの街には、ヨーロッパ内のもっとも大きいのお風呂の一つ「セーチェーニ温泉」があります。
歴史的な町並み、安くて美味しい食事、温泉もある。とても日本の人が好きそうです(笑)。
このWEBサイトは要チェックです
冒頭で紹介した通り、ブダペストを推しているのは「European Best Destinations(ヨーロピアン・ベスト・ディスティネーション)」というWEBサイトです。
このWEBサイトの特徴は、“ヨーロピアンたちが選んだヨーロッパ内のディスティネーション”であるということです。
ヨーロッパへ旅行の予定がある人は、ぜひチェックしてみてください。日本のメディアとはまた違うセレクトになっていますよ。