自分に自信が持てる「会話術」
初対面の人にいい印象を与えたり、新たな職場で上手く立ち回ったり、はたまた恋愛や私生活が上手くいくかどうかは、すべて「会話力」にかかっていると言っても過言ではありません。
人生の可能性までをも広げてくれる「会話力」を磨くことは、きっと将来のためにもなるはず。「I Heart Intelligence」のDondi Leighさんが紹介していた会話方法は、意識するだけで意外と簡単に身に付けられそうなものばかり。
01.
ボディーランゲージを意識する
腕を組んでスマホをチェック。これ、話を聞く体勢が全く整っていない証拠です。
ボディーランゲージもコミュニケーションで大切な要素のひとつ。ならば、会話に効果的なポーズや、ゆび先の効果的な使い方、はたまた相手のボディーランゲージが何を意味しているか調べてみてください。これらを知ることで会話力をアップさせましょう。
02.
「えっと」「あのー」は
とりあえず使わない
「えっと」や「あのー」は、会話から省きましょう。それだけで会話の仕方はぐんと変わります。あなたが話す内容の説得力も増すでしょう。
まずは、「意味のないつなぎ言葉」をどれだけ使っているか、自分でチェックしてみてください。ポケットから手を出して、言葉が見つからない時は会話を一旦終わらせる勇気を持ちましょう。言葉が見つかってから改めて話を再開するよう意識しましょう。
03.
どんな些細な話題も
自信を持って振る
あまり親しくない人とふたりきりになった時でも、変な沈黙を流さず楽しい会話をしたいもの。かと言って会話がぎこちないと、それはそれで気まずいですよね。だからこそ、どんな会話にもとにかく「自信ありげ」に挑むことが大切です。
彼らに話を振るのも一つの手です。家族・仕事・趣味・夢、4つの鉄板テーマを投げかけてもいいですし、共通の趣味があるならそこから話を広げていくのもいいでしょう。
04.
ストーリー仕立てを意識する
情報を面白く伝えるには、ストーリー仕立てにするといいそうです。でもレーシングカーの話は避けましょう(レーシングカーほどつまらないトピックはないからです)。
ストーリー仕立てのほうが説得力もあり、聞いていて面白く、相手にも響きやすいもの。ピクサーが最高のストーリーを語るために意識していることを知ると、また学びになるかも。
それから、文中に「でも」を挟むだけでもストーリーらしさが増しますよ。
05.
相手の発言の語尾を繰り返す
それだけ?なんて思うかもしれませんが、騙されたと思ってまずは試してみてください。
質問とは、聞き手がどこまで理解しているのかを把握できる上、話し手が次にどういった情報を相手に伝えるべきかがわかります。
そうして、投げかけた質問に対する答えの「文末部分」をオウム返しすると、「話を聞いてくれている」という安心感が話し手に生まれ、気持ちよく話を続けられるのです。
06.
何かに集中すべき時は
気が散りそうなものを持ち込まない
私も姉も小さい頃から読書が大好きで、夕飯時にも本を持ち込んでいたほど。ですが、それではせっかくの家族団欒の場なのにまともな会話ができないので、いつしか「食卓に本を持ち込んじゃいけません」というルールがもうけられていました。
最近では食卓にスマホを持ってくる子が多いようですが、本よりもスマホのほうが失礼な印象を与えてしまう気がするのは私だけでしょうか?何はともあれ、ご飯を食べるときくらいはスマホをいじらないようにしましょう。
07.
聞き手に合わせて喋り方を変える
たとえば高校生たちにシェイクスピアについてレクチャーする場合。彼の多音節の世界をこと細かく説明する前に、高校生たちとの会話を通して、どのような喋り方をすれば彼らが理解しやすいかを探ってみましょう。それを知った上で話したほうが、よっぽど伝わりやすいはずです。
08.
メールは端的、かつ具体的に
小説並みに長いメールをじっくり読めるほどわたしたちは暇じゃありません。残念ながら、誰もメールであなたの長話を読みたいなどとは思っていないのです。
だから、できるだけ端的に物事を伝えられるよう工夫してください。背景・理由・情報・結論・フォローアップの5つさえ、メールでカバーできていれば十分なのだそう。メールのエチケットをもっと身につけたいのなら、Googleの幹部Eric Schimdt氏から学んでみては?
09.
相手と目線を合わせる
質の高い会話とは、思いやりを持って接するだけで成立するもの。これは恋人や家族、仕事仲間すべてに共通します。
相手の立場になって考えることは一見難しいことかもしれません。しかし、少しずつ努力をすれば、いずれ身についているはずです。