日本にいたら決して出会えない、アジアの「美女」。
もう10年ほど前のことだけれど、髪の毛をかなり明るく染めていた時期があった。「オシャレになりたい。もっと可愛くなりたい」そんな気持ちからだった。
でもその考えは、海外留学を通してガラッと変わることに。私が生活していたオーストラリアでは、世界中から来た様々なバックグラウンドをもつ人々が暮らしていた。当時は、広告に出てくれるような生まれつき金髪や茶髪の人を見ると、「染めないでその髪色はイイな」と思っていた。けれど、彼女たちのなかには落ち着いた色の髪の毛に憧れて、黒髪に染めていた人も。
結局、ない物ねだりなのだ。
それに気づいてからは、自然とありのままの自分を大事にしようと感じるようになった。黒色やこげ茶色のツヤ髪や瞳は、どれもアジア人女性が持つアイデンティティーなのだから。
TABI LABOで以前も紹介したフォトグラファーのNoroc Mihaelaさんは、年齢や人種を問わず、世界中の女性のポートレート写真を撮り続けている。今回は、「アジアンビューティー」をテーマにご紹介。
チベット自治区
ネパール・カトマンズ
モンゴル・ウランバートル
インド・プシュカル
インド・ジョードプル
ネパール・ポカラ
Mihaelaさんが数年間旅をしながら続けた「The Atlas of Beauty」というプロジェクトは、9月、写真集として出版された。500人ものポートレート写真を含んでいるということで、もっと作品を見たいという人は下記のリンクからどうぞ。