欧米で期待値高めな「新型のサイフ」。でも、日本でウケるかは未知数。

3年前にアメリカで暮らしていたときに驚いたのは、「Cash Only」のサインを掲げるレストランを、友人が「時代遅れだな」とバサッと切り捨てていたこと。

すでに有名な話ではあるけれど、欧米はキャッシュレス社会に移行しつつあります。昨年末に行ったベルギーでは、「No Cash」の文字もチラホラと見かけました。

となると、やはりクレジットカードやデビットカードの使用頻度が増えてきます。こんなトレンドがあるからこそ、「Exo」が開発されたのでしょう。

ワンタッチでカードを取り出して
スマートに支払いを済ませる

これは、主にクレジットカードなどを使いやすくするためにデザインされた財布。できる限り、余計な部分を省いているそうなので、持ち運びやすいサイズ感になっています。最大7枚まで収納することが可能な容量は、十分すぎるくらいでしょう。

1番の特徴は、本体の銀色部分を上にスライドさせれば、スッとカードを取り出せるところ。非常事態に備えて、ある程度のお札と硬貨を入れておけるスペースもあるようです。

Exo」は、昨年末に目標額の30倍以上もの金額を集めて、クラウドファンディングを成功させています。数字から判断すると、たくさんの人が期待をしていることが分かります。

現金主義の強い日本で、どれくらいの人が欲しいと思うかは予測できませんが、クレジットカードを使うことが多い若い世代にはウケるかもしれません。

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