刺繍だって、3次元の時代です。
テクノロジーが発達し続けている今日。
イラレの操作スキルがあれば、大概なんでもリアルに再現できてしまいますが、もっと身近な「針」と「糸」で、それを叶えているアーティストがいます。
まずは、こちらをご覧ください。
細かな泡まで、立体的に
「んっ?」ってなりませんでした?
そう、こちら、コーヒーの小さな気泡から光の加減で白っぽくみえる部分まで、刺繍の技術で再現しているのです。そしてお気づきのとおり、注がれている部分もそう。
刺繍といえど、3Dなのです。
そのほかには、こんなものもあります。
飛び出す絵本のようなこれらの作品を手がけるのは、日本人刺繍画家ipnot(イプノット)さん。
「フレンチノット」という、針に糸を巻きつけて縫う玉留めのような縫い方で作られており、その小さな玉を点描画のように敷き詰めて描いているそう。
独自の着眼点で描かれているユニークな作風について、
一粒ずつ重ねていくたびに表情が変わるフレンチノット刺繍が楽し
くて。
インスピレーションに任せて縫いたいものを自由に刺繍しています。
と語っています。
ネットでもTVでも、「デジタル」というワードが溢れかえっている時代だからこそ、人工知能にはない、人間らしい自由な発想から生まれる作品の温かさに魅了されるのでしょう。
一点もので差をつけたい
ロボットによる量産ではなくハンドメイドならではのオンリーワン。
僕の場合は、去年いっぱい買ってしまった白のビッグTシャツに、ぜひこの刺繍をワンポイントでつけた
ところが残念なことに、今は制作に集中されているため販売はしていないそう。
今後手に入ることを願って、ipnotさんのInstagramをフォローしよっと。
最後に、恵方巻きを食べ損ねたあなたにこの動画をお届け!