Google翻訳で誤発注。15000個の卵を前にノルウェー五輪代表チームは…。
盛り上がりをみせる平昌(ピョンチャン)オリンピックの舞台裏で、こんなハプニングがありました。ノルウェー代表選手たちの胃袋を支える食事スタッフが、選手たちのためにオーダーしたのは、なんと15,000個もの卵。
一体なぜこんなに大量の卵が必要だったの?爆笑ニュースの顛末を「Food52」のValerio Farrisがピックアップしていましたよ。
一人換算137個の卵…
オリンピック選手でも、キツい
今年の頭、ノルウェーのオリンピックチームになんと15,000個もの卵が食料配送業者から送られてきたそう。これを目前とした彼らは、不可解さとショックでただただ唖然だったとか。
なぜって、ノルウェーから選抜された計109人の選手たちが、オリンピック期間中に一人137個もの卵を食す計算。一体どうしてこんなことが起きたのだろうか?
答えは思いの外カンタンなこと。オリンピック開催前から平昌に滞在していたノルウェーチームのシェフたちは、選手たちに食料を、と韓国の食料品配送会社を利用した際に、Google翻訳を使って注文を完了させたそう。
そこでGoogle翻訳は、あろうことか1,500にもうひとつ"ゼロ"を加え、注文数を15,000個に増加させてしまったのだとか(こんなことある?)。
「トラックの半分がパンパンになるほどの卵が運ばれてきちゃって…」
と、シェフStale Johansenはノルウェー語の新聞、Aftenpostenにコメント。
「まるで終わりがなくて…、さすがに目を疑いました」
もちろん選手たちはすぐにお腹を空かせますし、最高のパフォーマンスを見せるには普段以上のカロリー摂取が必要です。が、さすがにこの量は彼らにとってもトゥーマッチだったよう。最終的に、シェフたちは配送されてきたものの大半を返品するハメに。
ちなみにキープしたのは、当初から予定していた1,500個だったそうですよ。
さて、Google翻訳に彼らがInstagramに投稿したキャプションを入れ込んでみました。面白半分で正確性を確かめてみたところ、以下のような翻訳が。
「OLキャンプは、Google翻訳を通じた翻訳を通じて1,500個の卵を注文しました。しかしそれは間違っていた。15,000人がドアに届けられた。我々は幸せを祈り、ノルウェーの黄金の希望が幸せであることを願っています」
まあ、悪くはないけれど、正確とも言い難い…。15,000個配達されてしまったのにも、無理ないのかもしれませんね。