マヨに頼らずとも「卵サラダ」
サンドイッチの具材などに用いる「卵サラダ」、あれ結構マヨネーズをバシバシ使ってつくりますよね。ゆえに、おいしい!というのもありますが。
ところが、Katie McDonaldさんが紹介するこの卵サラダには、なんとマヨをまったく使わずにつくるんだそう。それで本当においしくなるの?もありますが、もっとビックリしちゃうのが、その代用品でした。「Food52」よりどうぞ。
大量の卵、どう食べきる?
私が育ったマクドナルド家において、イースター・エッグづくりはビッグイベントのひとつでした。
まず、土曜日の夕方に、母が大量に卵を茹でるところから始まります。茹でたてアツアツの殻に、私と姉が誕生日ケーキに立てるあのロウソクでデザイン。できあがった最高傑作たちを今度はお酢と染料を混ぜたグラスに漬け込むんです。
作業の終わりごろ、指先はもう緑や紫、だいだい色に染まりマジカルバニーに隠される準備も万端。
マヨの代表品は「バター」
ところが、肝心のイースターが済んでしまうと、これら大量の卵は用なし。いつまでも冷蔵庫棚に収納しておいても邪魔になるばかり。ということで、母は一週間かけて(ときにはそれ以上)、朝食やランチ、あるいはおやつ用に彩り鮮やかな卵たちをなんとか使い切ろうと必死に頑張ってくれていました。
でも、もしもその頃「Kukla」の元コミュニティメンバーが紹介してくれた「クリーミーでスパイスなジョージアン・エッグ・サラダ」の存在を知っていればよかったのになぁ…なんて思うのです。
これ、マヨネーズの代わりにバターを使うサラダ。トッピングには、ウォールナッツやセージ、それからレリッシュ(ピクルスに近い薬味)を使います。定番のマヨネーズベースのエッグサラダと比較してもこちらのほうがフレッシュですし、色合いも鮮やか。使い道に迷うイースターエッグたちも、このサラダなら簡単に消化できますよ。
「luvcookbooks」において、コミュニティメンバーがこのサラダを以下のように表現しています。
“エッグサラダ革命”と呼んでもおかしくないでしょう。自分はミラクルホイップでつくる卵サラダを食べて育ったひとり。ここ数年はもっぱら『Mark Peel & Nancy Silverton at Home』に掲載のファミリーレシピを愛用していましたが、これもマヨベース。
ところがこちらは、バターにライム、唐辛子などを巧みに取り入れたアヴァンギャルドな味わいですよ。
さて、肝心のレシピを最後に。
まずは、茹でた卵とバターを一緒につぶします。それからウォールナッツやにんにく、セージにライムの果汁、それから“アジカ”という唐辛子のレリッシュを混ぜます。アジカが見つからなければ、アドボソースに漬けたチポトレでも代用可能ですよ。