背徳的なシーザーサラダのうまさ
シーザーサラダの王道レシピといえば、ロメインレタスにクルトン、トマトに粉末のパルメザンチーズをまぶすスタイル。
今回「Food52」でPlum Pieさんが紹介しているのは、そんな定番スタイルにひとひねりを加えたスペシャルバージョン。ポイントは、ゴートチーズです!
キャラメルに似ていてやや甘め、とよく耳にするゴートチーズ。これを下に敷くのが彼女のスタイル。さらにさらに、オーブンでカリッと焼いたパルメザンチーズをトッピングするあたり、チーズ好きの歓喜の声が聞こえてきそう。
ゴートチーズのシーザーサラダ
ゴートチーズも大好きだし、自家製シーザードレッシングも私のお気に入り。ちなみにドレッシングはヒタヒタにしすぎないのが好みです。
これはワシントンD.C.にあるレストラン「セントラル・ミシェル・リチャード」でいただいた一品を参考にしたレシピ。だってシーザーサラダとゴートチーズが組み合わさったメニューを見たら、試すほかないでしょう?
ということで、ここでは味と色味を引き出すためにローストトマトを付け足した、自家製ゴートチーズ・シーザーサラダのレシピです。
材料:2人分
<シーザードレッシング>
バターミルク:1/3カップ
マヨネーズ:大さじ2
すりおろしたにんにく:1片
レモン果汁:大さじ2
アンチョビペースト:小さじ1/2
ディジョンマスタード:小さじ1/2
塩こしょう:適量
<サラダ>
パルメザンチーズ(粉):3/4カップ
チェリートマト:10個
オリーブオイル:大さじ1/2
バルサミコ酢:小さじ1
ロメインレタス:2玉
バルサミコ酢:小さじ1
ゴートチーズ:115g
すりおろしたにんにく:1片
乾燥したオレガノ:小さじ1
ホイップ用生クリーム:大さじ1
作り方
【1】ドレッシングの材料を全部混ぜる。味付けには塩こしょうを。使うまでは冷蔵庫で保存しておく。
【2】ゴートチーズを冷蔵庫から出して、室温でやわらかくなるまで少し待つ。にんにくをすりおろして、オレガノとクリームと混ぜる。やわらかくなったゴートチーズをハーブクリームのミックスに混ぜて、横に置いておく。
【3】オーブンを前もって175℃に温めておく。チェリートマトをオリーブオイル、バルサミコ酢、塩こしょうと混ぜる。トマトがはじけてくるか、ところどころ茶色く焦げてくるまで20分ほど焼く。できあがったらオーブンから取り出す。
【4】次はオーブンを205℃に設定。
【5】シリコンもしくはパーチメント紙を敷いたベーキングシートの上にパルメザンを大さじ1振りかける。次にチーズに1cmほど間隔をあけて、パルメザンチーズを1/2カップ振りかける。残りの1/4カップは盛り付け用にとっておく。黄金色のカリッとした焼き上がりを目安に5分間オーブンに入れる。取り出して冷ます。
【6】ロメインレタスを水で洗ってから切る。ペーパータオルで挟み、使うまでは冷蔵庫に保存。
【7】サラダのプレートの一番下にゴートチーズのムースを敷く(量はお好みで)。私は1角をカットしたジップロックの袋に入れてデザインを作るけど、スプーンでもおもしろいデザインができます。ほかのサラダ皿も同様にゴートチーズを乗せていく。
【8】ロメインレタスを軽くドレッシングにからめ(一番最後にドレッシングを上からかけるので、この時は量を少なめに)。レタスを均等にサラダ皿に盛り付ける。
【9】サラダの上にローストトマトを均等に乗せる。大さじ1のドレッシングを上からかけて、パルメザンの粉をまぶす。カリカリに焼いたパルメザンを乗せたらできあがり。
【Food52レビュー】
レストランメニューという枠組みを持ちながらも、家庭料理のスピリットを感じます。サラダの下に敷かれたゴートチーズにチェリートマトを振りかけて、カリッとしたパルメザンで仕上げるごちゃ混ぜの食感がミソ。
どのパートも簡単にできちゃうし、前もって作っておけるのがまた嬉しい。だから焦らなくてOK。次のディナーパーティにでも作りましょう。
追記:私たちはロメインレタスは破らず、ロスを拠点とするシェフ、スザンヌ・ゴインを見習ってすべて積み重ね、内側のやわらかい葉っぱをそのまま使いました。