とにかく「目を引く」ゴミからできたインテリア
ゴミを芸術作品に変えるアーティストたち。
見るたびに彼らの発想力に驚かされますが、Boris Ballyもそのひとり。
アメリカはロードアイランド州を拠点に活動するBorisさんは、不要になったアルミ製の道路標識を再利用して、さまざまなプロダクトに作り替えています。
人に注意喚起をし続けるために生まれ役目を終えた道路標識が、新しくユーモラスな形で生まれ変わったこの作品シリーズ。エコアートの分野で多くの注目を集めています。
“目を奪われる”
ポップなアート
![](https://image.tabi-labo.com/medium/jp/153107/4904703066374144.png)
Borisさんが道路標識から作り上げるのは、アルミの大皿やプレート、椅子やテーブルなど多岐にわたります。
もともと人の目を惹きつける鮮やかな色合いを持つ道路標識は、形が変わることでさらに魅力的な作品へと変化。
![](https://image.tabi-labo.com/medium/jp/153110/6683585239056384.jpg)
![](https://image.tabi-labo.com/medium/jp/153505/6734290414993408.jpg)
![](https://image.tabi-labo.com/medium/jp/153121/5865035205181440.png)
大皿は並べるだけでも素敵ですが、シンプルな壁に並べるとポップで映えますよね。
もともとの意味が失われ、純粋な芸術として生まれ変わったことを実感します。
ゴミに
新たな命を吹き込む
![](https://image.tabi-labo.com/medium/jp/153116/4727845439930368.jpg)
![](https://image.tabi-labo.com/medium/jp/153108/4664024910266368.jpg)
![](https://image.tabi-labo.com/medium/jp/153109/4804098289303552.jpg)
Borisさんが使用する標識はすべて不要になり廃棄されたもの。
本来ならばそのままゴミになるはずだったものをアートとして生まれ変わらせるBorisさんの功績が評価され、これまで多くのエコアートアワードを受賞しています。
![](https://image.tabi-labo.com/medium/jp/153112/6710605952057344.jpg)
ところどころ使い込まれた跡があるのが魅力的ですよね。
インテリアの主役にしたい
![](https://image.tabi-labo.com/medium/jp/153507/6525142687547392.jpg)
![](https://image.tabi-labo.com/medium/jp/153506/4753995885182976.jpg)
家具になるとまた印象がガラリ。インテリアの中心にすることで、斬新な空間づくりができそう。
もともとが標識という共通したものなので、色合いやデザインが異なっても統一感があるのがいいですね。
![](https://image.tabi-labo.com/medium/jp/153119/4642891657904128.jpg)
コースターにすると、もうもともとが何だったのか分からなくなりますね。
でもアルファベットの羅列がなんだかキュート。雑貨屋に並んでいたら購入してしまいそう。
![](https://image.tabi-labo.com/medium/jp/153123/6030602973216768.jpg)
![](https://image.tabi-labo.com/medium/jp/153124/5725076716519424.jpg)
同じ色合いの標識を集めてこんなに大きな作品を作ることも。
標識というひとつのアイテムから、これだけ多くのアート作品が生まれることに改めて驚きます。
役目を終えても、ゴミになることなく芸術として命を吹き込まれるということ。作品の魅力に加え、その成り立ち自体に大きな意味を感じます。
道路で注意喚起をし続けてくれていた道路標識は、どんな形になっても「命の尊さ」を私たちに伝えてくれているようです。