魚を食べることの本質を知れた、宗像の「漁港で刺身」体験

福岡で取材中、プライベートSNSに、とある場所からiPhoneでパシャっと撮った写真をあげたところ、複数の友人からLINEで質問や感想が届きました。

「え、めっちゃ羨ましいんだけど、どこ?」
「こんなことできる場所求めてた!」ってな感じ。

それが、今回のお話「漁港で刺身」です。

獲る→捌く→はい、刺身。

5918307127394304

ことのはじまりは、福岡県宗像市の鐘崎漁港にある「鐘の岬活魚センター」。センター内のいけすの中では捕られたばかりの魚が、元気に泳いでいます。

6612321229078528
※元気に泳ぐ獲れたてのとらふく

眺めているうちに
せっかくだから食べたいな、と思い立ち、「やず」をセレクト。
「やず」は、最終的には「ブリ」になる出世魚。
地域によって色々あるみたいですが、馴染みのあるところでいうと
順番的には「やず」→「ハマチ」→「ブリ」という感じです。


刺身でとお願いしたら……


こうなって、

5469834057875456


こうなって、

634889602020147266396516159324165331448869421056


こうなりました。

5333632591855616


もう、本当に一瞬!
見事すぎる手捌きを追うのも束の間のこと。
あっという間に、やずが刺身になりました。



で、どこで食べる?って話。
(※鐘の岬活魚センターはあくまで販売店です)

 

鐘の岬活魚センターを出ると、すぐそこは海。
「せっかくなら食べて行きましょうか!」ってことで、
こうなったわけです。

4996878164819968

ちょっとベンチを借りてきて、取材でお邪魔した5人で刺身を囲みました。

「いただきます」

5185841156587520

このボリューム感、結構じゃありません!?
この時の「やず」は、1匹1300円。刺身料金 プラス300円(※料金は魚のサイズにより変動)で、刺身状に捌いてもらえ、わさびと醤油、お箸が付いてきます。

食べ始めてからは5人が5人とも「旨い」「最高」のオンパレード。そんな言葉しか出てこないくらいには「漁港で刺身」の魅力にどハマりしていました。

夢中で食べて、船着場から玄界灘を眺めて、
満足感で満たされたところで片付けをして撤収しました。


5447604917764096

帰り際、鐘の岬活魚センターに戻り、
「おいしかったです」と伝えたところ

「生きものやけんね〜」

の、ひと言。

とても感慨深いものがありました。
正直いうと、魚を捌くところで目を背けたくなる場面が何度かありました。でも、普段から海の恵みを享受していること、そして、私自身、刺身が大好きであることに変わりはありません。


単純に海で刺身を食べられる(環境がある)ことは、とても貴重だと思いました。と同時に、鐘の岬活魚センターからの一連の流れがあっての「漁港で刺身」こそ、魚を食べることの本質に触れた“最高の体験”であることを噛み締めました。

6696708511629312

ごちそうさまでした。

「鐘の岬活魚センター」
住所:福岡県宗像市鐘崎778-6
TEL:0940-62-1570
営業:8:00〜16:00
定休日:水曜日

▪️活魚は鐘崎漁港で水揚げされたものが日替わり。
三枚おろし 無料、刺身はプラス300円〜(魚のサイズによる)

Photo by JAPAN LOCAL
取材協力:宗像市
福岡県宗像市の観光ではずせないのが海鮮。なかでも、全国的に有名な佐賀の「呼子のイカ」と同じ玄界灘の漁場でとれたイカは、高い鮮度のまま水揚げされるので絶品で...
福岡県宗像市は、神様や伝説とゆかりがあるまち。ゆえに、俗に言う“パワースポット”のような場所がいっぱいあるんです。2017年7月に『「神宿る島」宗像・沖ノ...
「宗像大社とかけて、“たいちゃ”なんて言われたり……」って言葉から出会った「玄海食堂 温や」の鯛茶漬けが神級のおいしさでした。どんぶりとして食べて、もう半...
浜辺へと漂着したプラスチックゴミだけを使って、ひたすらオブジェをつくるプロジェクト
乳がんを患い悲嘆にくれる女性が、否定的な言葉を次々口にするところから始まるこの動画。けれど、そこにある仕掛けが隠されていた……。
福岡県宗像市でビーチ乗馬体験ができる「カナディアンキャンプ乗馬クラブ」。特別必要な持ち物はなし。動きやすい格好で、ということだったのでスカートをさけて現場...
海鮮のまち、福岡県・宗像市で「夜ご飯はちょっと違ったものも食べてみたい」という人に自信をもってオススメしたいのが、フレンチの技法で宗像の食材を活かす名店「...
醤油のラベルにでかでかと書かれた「パン」の文字。なんだこれは! 意外や意外、手がけるのは宗像神湊にある「ナカマル醤油醸造元」。創業は1850年(嘉永三年・...
静岡・浜松市のグルメといえば、うなぎか餃子。どちらもメジャーですが、もうちょっとディープに楽しむなら「うなぎの刺身」なんていかが? 蒲焼きでも白焼きでもな...
一本釣りカツオ日本一の街でもある宮崎県日南市には、“おいしい魚” を食べさせるお店がたくさんあります。居酒屋もあれば、コース料理で楽しませてくれるところも...
メルセデス・ベンツがモーターショーに向けて用意したこのトラック。痛車のようなデコトラのようなアーティスティックなトラックが、アメリカ人アーティストAlek...
茨城県つくば市にある「小菊」は、つくば駅から15分ほど歩いたところにあり、地元民から出張のお父さん方まで幅広く人気の刺身居酒屋。この街は海に面していないけ...
愛媛県にある、西日本でも有数の港町「八幡浜」。地元の人も通う、おいしくてコスパのいいお店に繰り出してみました。一軒めは、笑っちゃうほど絶品なお刺身が食べら...
福岡県・宗像市にある上陸できない世界遺産「沖ノ島」を最も実感できるものに出会いました。その名も「沖ノ島朱(おきのしまあか)」。沖ノ島朱は、偶然と偶然が重な...
四国・愛媛県の西端。佐田岬の付け根にある「八幡浜市(やわたはまし)」は、なんと言ってもみかんと魚の街。道の駅「みなっと」にある、どーや市場という魚市場や、...
四国の西端、愛媛県にある八幡浜市(やわたはまし)。立地と気候に恵まれるこの街は、愛媛県のなかでも有数の「みかん」の生産量。山には段々畑が広がっていますが、...
宮崎県・日南市。「一本釣りカツオ」で有名なこの街で食べた「漁師メシ」が絶品だったので紹介したいと思います。やってきたのは鈴之家旅館。旅館という肩書きがつい...
アイスランドで有数のトレイルコースに建つ山小屋です。先に言ってしまいますが、オシャレー!
ここでは、宮崎県・日南市の「旅行の前にチェックしておきたい5つの魅力」を紹介します。大型クルーズがやってきたり、広島東洋カープのキャンプ地であること、さら...
トロール漁業は、沖合で行なう「底曳網漁業」のことで、2隻で1つの網を曳いて水深100〜200mの魚を獲る、八幡浜の伝統的な漁のスタイル。新鮮な魚介やトロー...
沖縄・南城市の小高い山の上にあるレストラン「BE NATURAL」。佐敷城跡近くにひっそりと佇んでいます。とはいえランチもディナーも、地元の人やウワサを聞...
博多独特の手締「博多手一本」のリズムで展開していくチルな動画は、アメリカ人YouTuber・Benの視点で導かれていく。まぁ、まずは見てみて。
じゃこ天は、愛媛県の八幡浜市や宇和島市などがある南予地方で作られる、魚の練り物を油で揚げたもの。「昔は、くずしって呼んでました。たくさんの雑魚(ざこ=じゃ...
沖縄の南城市にある「斎場御嶽(せーふぁうたき)」は、世界遺産(文化遺産)であるにもかかわらず正しく読むことすらできず……。さいじょうおんたけ? 琉球王国に...