僕の妄想つくばデートプランを聞いてくれ

TABI LABOのJAPAN LOCALで特集をしている茨城県つくば市。最近、つくばのいろんなことを調べていることもあって、僕が気になるアノ子をデートに連れて行くべき場所は「つくば」なんじゃないかって気づいたんですよ。

東京から行くデートで鎌倉デートだと、なんかありきたりですよね。だから、つくばデートなんじゃないかって。これ、他の恋のライバルたちに差がついて、アリだと思うんですよね。それに、デートスポットをつくばにする新鮮さ、なんかカッコよくない?

そんなこともあって、つくばデートプランを考えたから紹介します。
ところで、みんなは最近デートしてる?

01.
心拍数をあげてドキドキ
「朝から晩まで筑波山プラン」

「そ、その服、かわいいね」。
うん、これは集合場所の秋葉原駅で言うセリフ。デートの基本は「褒め」ですからね。

僕たちは東京に住んでるから、秋葉原発のつくばエクスプレスを使ってつくばに行きます。最短で45分。つくば駅前でレンタカーを借りて、スムースに移動します。これ、大事ですよ。「私のために調べておいてくれたんだ!」っていう、ポジティブな印象を積み重ねることがポイントなんですから(ねぇ、そうでしょ?)。

レンタカーを借りたら、後はこんな感じ。メインは「筑波山」なので、それ以外のスポットでもささやかな好感度を地道にアップさせるのも大切です。

(1)お昼ごはんは松屋製麺所の「あっさりラーメン」
筑波山の麓にある「松屋製麺所」。試食コーナーで、ラーメンを食べます。「魚介ベースであっさり系なんだよ」って違いのわかる男をアピール。あくまでもさりげなくですよ。さりげなく、優しく。地道に、好感度の階段をのぼっていきます。

(2)山でのおやつは沼田屋の「カリントウまんじゅう」
お昼も食べたし、いよいよ筑波山! じゃないですからね。常にワンクッションが必要です。山頂で食べるおやつとして、TAS CYCLEの福田さんも大好物の“カリントウまんじゅう”を買いに、「沼田屋」に行きますよ。

外がさっくりのカリントウまんじゅう。ちょっと渋いかもしれないけど、それがあの子にデートの記憶を定着させるんだよね、きっと。「そういえば、つくばで一緒にカリントウまんじゅう食べたあの人、元気かな……?」みたいな。デートって、要は強い印象をどうやって与えるかなんだよね。頼んだよ、カリントウまんじゅう。

(3)筑波山神社で縁結びを祈願。ケーブルカーで山登り
いよいよ筑波山に登ります。ここでは、上りはケーブルカー、下りはロープウェイを使います。筑波山登山は、単なる山登りではなくて互いの距離を近づけるアトラクションなんです。きゃっきゃ言いながら登ります。

ケーブルカー乗り場の近くには、縁結びの「筑波山神社」があります。ここでもさりげなく「縁結びだって! お参りして行こう〜」って言うんですよ。「え……縁結び? だ、誰と結ばれたいの??」なんて思わせることができたら、こっちのもんですよ。遠回しの「好き」はじわじわと効いてきますからね。

(4)山頂で筑波ビュー! そしてチュー!?
「きれいだね」
山頂からの景色の感想は、この一言だけで良いんです。「アッチは土浦方面でコッチは東京方面で……。夜になるとつくば市のきれいな夜景が……」みたいなウンチクはいらないから。景色を見ながら一言いって、5秒くらいあの子の目をじっとみつめるんだよね。「(え!?なんで私を見つめてるの……)」ってなるから。これも、遠回しの「好き」作戦のひとつ。ちなみに、ここではまだ不意のキスはおあずけ。間違えても、勢いで距離感を近づけようとしちゃいけないよ。

(5)二人で一つのメロンソーダ。下りはドキドキロープウェイ
下りのロープウェイに乗る前に、山頂の売店でメロンソーダをいただきます。沼田屋のカリントウまんじゅうを食べながら、「なんか飲もっか?メロンソーダが人気らしいよ」なんて言って。あとはどうにか口実を作って、二人で一つをシェアするんです。一つのものを共有することって、親密性みたいなものが生まれるじゃないですか? シェアですよ、シェア。

下りは「ロープウェイ」を利用します。ちょっと怖いって気持ちを、活かしましょう。恐怖心のドキドキが「この人にドキドキしてるのかな?」って勝手に変換されますから。あの子の気持ちを手に入れるまでもう少し、気を抜くな! 下心も捨てろ!

下山してからは、路線バスに乗って筑波山神社近くまで移動。駐車場まで戻りますよ。

(6)「日升庵」でせんべいを焼く。告る
最後に、筑波山神社近くの「日升庵」に、せんべいを焼きに行きます。いよいよ、デートのラストスパートですよ。

人気の「お煎餅手焼き体験セット」を選びます。せんべいをうまく焼くのって意外と難しいから、きっとせんべい初心者のあの子も1枚目は焦がしてしまうはず。申し訳なさそうに焦げたせんべいをみつめるアノ子に一言。

「丸焦げにしちゃうお茶目な君が好き」って。

02.
 甘い言葉はジャックから生まれる
「夜のダニエルプラン」

Photo by Etsu Moriyama

トレンドを追いかけるアノ子は、新しいものが好き。つくばには、アノ子の気を引く「新しいもの」だってあるんだから。

ここでも、つくば駅前で借りたレンタカーを利用します。路線バス移動も可能だけど、時間の節約を考えるとレンタカーの方が便利かな。

(1)洞峰公園でモーニング。パンはencuit(アンキュイ)で
デートって、はじめが肝心ですよね。出だしからバタバタしたり相手との呼吸が噛み合わなかったら、終始ギクシャクしちゃう。だからここでは、そんなミスを回避するためにゆったりとしたイベントから始めます。

朝食には、一見ガソリンスタンドのencuit(アンキュイ)で人気のクロワッサンや881(ヤバい)を買って「洞峰公園でも行こうか」って誘うんですよ。つくばの広い空を眺めながら、朝食を食べる。これが、いわゆる「大人の余裕」ってやつですよ。何事も、急ぎすぎると空回りしちゃいますよね。それに、ゆっくり朝食を食べながら会話をすれば、あの子の体調や気分がなんとなくわかりますからね。それがつかめれば、デート中にどんな気配りをすればいいのかってわかるでしょ?

これは上級者向けだけど、パンのクリームとかをほっぺにつけちゃうのもいいかもね。普段きっちりしている人なら特に。「この人、自分が一緒にいてあげなきゃ!」って気持ちを生むことって、大切なんですよね。

(2)つくばならではのセグウェイ体験
つくばのセグウェイツアーは、公道を走ります。楽しそうですよね? 激しい運動をせずにつくばの街を観光できるんですよ。あの子は新しいもの好きだから、このツアーは気に入ると思う。「新しい」「楽しい」「共有」ってタグが揃っていれば、デートは成功なの。それに、セグウェイでスススーーって走れば気持ちも高まっちゃうから。

アノ子の「楽しかった!」って気持ちを引き出せたら、また一緒に来られるから。きっと。

(3)甘い言葉は、BAR-KINの特製ウィスキーを片手に
ディナーでは、本格的なBBQ料理を楽しむことができるBAR-KINでセクシーな自分を演出します。「この人と一緒にいると楽しいな」だけじゃ、ただの友達になってしまいますよね。だから、日が暮れたら「こ、この人、こんな一面もあるの……」な雰囲気を作るべきなんですよ。

だから、ちょっと黙って(会話の聞き手になって)、BAR-KINオススメの燻製氷が入ったスモーキーなジャックダニエルを片手に持つんですよ。そして、思案顔でアノ子の話を聞いていれば自然とセクシーな男になれちゃうから。でも、運転をしなきゃいけないから片手に持つだけですよ。自分の分まで、アノ子に飲んでもらいましょう。

だけど、飲ませすぎは禁物ですからね。あくまでも、紳士な態度。誠実な雰囲気、ですよ。



3つ目の『物足りなさで気を引く「半日つくばプラン」』も考えているので、また気が向いたら紹介しますね。どのプランでいくかは明日までに決めるとして、次は誘い方を考えなきゃね。「お弁当温めてください!ぼ、ぼくと、つくばデートをしてください!」といったところかな。

アノ子のバイト先(コンビニ)でのシフトは、いつも金曜日。さぁ、つくばデートを誘いに行くぞ。決戦は金曜日だ!

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。