『たいせつなこと』
「たいせつなこと」
マーガレット・ワイズ・ブラウン さく
レナード・ワイスガード え / うちだややこ やく(フレーベル館)
生まれてから今日まで、ずいぶんとたくさんのことを知ってきた。そしてたくさんのものを、いま持っている。だからこそ、なくしてしまうこともできることが、途端にこわくなる。この世界には、たいせつにしたいことがありすぎるんだ。そんなふうに思っているひとへ。
ひなぎくにとって、雨にとって、りんごにとって、草にとって。そして持ち物の多い自分にとって、「たいせつなこと」ってなんだろう。それはどうやってたいせつにすればいいんだろう。
このお話にかいてある言葉は、ほんとうにすこしだけ。答えはいつも、すくない言葉にかくされているのかもしれません。
『たいせつなこと』(フレーベル館)マーガレット・ワイズ・ブラウン さく レナード・ワイスガード え / うちだややこ やく
1949年にアメリカで出版されて以来、多くの人々に読みつがれてきた絵本。「たいせつなこと」とはなにかを、やさしく詩的な文章で語りかけます。
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