水を張ったバケツを砂漠に放置したら…
もしも砂漠を旅するのならば、これなしにはまず生き延びれはしないでしょう。地平線まで見渡せてしまう乾いた大地で、お金なんて役には立ちません。結局、人間には「水」が必要。でも、それは昆虫や動物だっておなじこと。
すべての生きものにとって、いちばん大切なおくりもの。心がほっこりする動画です。
砂漠のまんなか
「水の張ったバケツ」ありマス
これは、NYからテキサス南部へと移り住んだJohn Wellsが記録した動画です。都会暮らしから一転、荒涼とした砂漠の大地で持続可能な生活を実験的に行うため、自然エネルギーを活用するオフグリッドハウス「The Field Lab」を建て、ひとり生活を続けています(その様子はブログで)。
ある日、Johnは興味本位で水を張ったバケツを家の外に置いてみました。これからどんな生きものたちと共生することになるんだろう。底にカメラをセットしての定点観測です。
すると、バケツの水を求めて珍客がやってきました。
はじめにやってきたのはハチ。
水面に脚をつけて涼んでいるのかな。
つづいてハツカネズミでしょうか。
とがった鼻先を水に浸しておいしそう。
こんどは対のニワトリが。
くちばしで上手に水を吸いあげます。
ロバもやってきました。
鼻も口もバケツにつっ込んで、舌をじょうずに丸めてグビグビ。
やがて、大きな水牛が現れました。
この水牛、かなり警戒しているようで、鼻先でバケツをしきりにゆすっていましたが、最後は大きな口で。
砂漠のどまんなか、たくさんの生きものが1つのバケツを介してつながるストーリーでした。