「イケメン=性格がわるい」を、ロジカルに解説

いや、偏見に満ちていることは重々承知しているんですよ。イケメンで性格イイ人、たくさんいます。

でも、不思議と「ビジュアルがイイ=内面がワルイ」みたいな方程式が存在しているのも確か。そのカラクリを「AsapSCIENCE」がロジカルに解説してくれています。ふむふむ、これは説得力高め。

なるほどね!

 グラフを使って考えてみよう

縦軸は「性格」、横軸は「見た目」を表す。するとここには、4種類の人間が存在することに。「見た目×」なんて心苦しい表現ですが、便宜上ご勘弁を。
 
①左下(見た目× 性格×)
②左上(見た目× 性格○)
③右下(見た目○ 性格×)
④右上(見た目○ 性格○)
普通、①に対する興味はないですよね。なので、あなたの中では①が消えます。つまり、存在を認識しなくなるということ。
当然ながら、ほとんどの人は④に目が行きがち。だから②、③も全てを認識するわけではありません。こうして私たちは、黄色の部分の人たちにしか興味を抱かなくなるのです。
ここからさらに②について考えてみましょう。①が排除されたことで、「見た目×」の人は全員が「性格○」とうことになります。
もともと「見た目×」にはあまり興味を示していなかったあなた。でも、「性格○」とわかると認識できるようになり、見た目は気にならなくなるのです。

次は③について。

「見た目○」なので、あなたは初めから彼らを魅力的だと思う。もちろん、性格も魅力的であってほしいと願います。ところが、「性格×」だとかなりガッカリ。 そのインパクトは相当強い。
④が最高なのはわかりきっていますが、彼らは“マーケット”からすぐにいなくなります。だから、あなたは自然と②と③にフォーカス。こうして、「見た目×は性格○」「見た目○は性格×」と意識付けされてしまうというカラクリ。 

 例えば、食べ物だってそう

縦軸は「健康」、横軸は「美味しさ」。まず左下は排除。健康的でないうえに美味しくないものなんて誰も口にしません。
 
でも、「健康○」な食べ物は残る。すると、「美味さ×」な食べ物は、すべて「健康○」になるのです。 
両方のグラフにおいて、左下はそもそも私たちが認識していない存在。性格がわるい人は2パターン存在するものの、「見た目もわるい」人には意識すら向かないので、イケメンの性格の悪さだけがピックアップされてしまうというカラクリ。
 
どう、理解できた?
Licensed material used with permission by AsapSCIENCE
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。