【実験動画】コップに注ぐ「お湯」と「水」の音の違い、聞き分けられる?
「お湯」と「水」の違いが水温にあることくらい、子どもだって知っているけれど、じゃあその両方を同じ条件下で、同じコップに注いだときの「音の違い」にアナタは気づいていましたか?
目隠しをして(あるいは後ろを向いた状態で)音だけを聞いたとき、両者の差は歴然なんです。試してみる?よりも、まずはこの実験動画をチェック!
音の違いは
「水の粘度」にあり
実験を行ったsience presenterスティーヴ曰く、常温の状態の水の方が水分として粘着性が強く、温めてお湯になることでより液体化され、粘力が弱まってくる、これが音に現れる、と。
その分かりやすい例がハチミツ。たしかに冷たく固い状態よりも、温まっているときの方がトロ〜んと垂らすことができます。これに比べると視覚的には見分けがつかない水とお湯ですが、注いたときコップの中で跳ねることで粘度の差の判別がつくというロジック。
なにがオモシロいって、日常から私たちはこの音の違いに直面しているし、普段から直感的に経験しているということ。こうして改めて比べてみると「あれっ?」となることが、日々の生活の中にはきっと多々あるんでしょうね、という気づきを与えてくれる実験動画でした。
Licensed material used with permission by Tom Scott