かつて、刑務所では「危険な実験」が行われていた。

囚人たちに対して行われていた“危険な実験”を紹介する下の動画に衝撃を受けました。

動画の最後に、「これらの実験をしたことで、私たちは先に進むことができたのでしょうか」と制作者である「The Infographics Show」は問いかけています。すべて過去のこととはいえ、心に引っかかる内容です。

Prison Policy」によれば、連邦刑務所、群立刑務所、少年院など、合計すると現在230万ものアメリカ人が服役中だそうです。犯罪の内容は、暴力、窃盗、ドラッグ、公序良俗に反する行為などがほとんど。米国の刑務所の実態というのは、映画やドキュメンタリーでたびたび見かけるように、常にと言えるほど論争が起こっています。

それだけ、世界中の刑務所のもつ“残虐な過去”があるということ。実際に、なにがされていたかを知ったら、ショックを受ける人は多いと思います。

“あるもの”の移植手術

まずは、医師であり、優生学を実践するLeo Stanleyという人物について。彼は、1913年から1951年頃まで、カリフォルニアのサン・クエンティン州立刑務所で外科部長を務めていました。囚人の性犯罪を防止するために、性器切断をしていたと言われています。

しかし、それだけではありません。処刑された若い囚人の睾丸を摘出して、“睾丸移植手術”を他の囚人に施していました。ほとんどが失敗に終わったのにも関わらず、動物のものでも試していたそうです。

日用品に毒を

1950年代から1970年代までの約20年間も続いていたと言われているある実験。それは、現在ではすでに閉鎖されている、フィラデルフィアのホルムズバーグ刑務所で行われていました。

黒人の囚人を中心に科学者たちは、毒性のある化学薬品を注射して、彼らの皮膚がどのような反応をするのか観察していたそうです。それにより、多くの囚人は気分が悪くなり、無残な姿に

毒は囚人たちの歯磨き粉、デオドラント、シャンプー、スキンクリームなどに混ぜていたともされています。

どれだけ早く、
「瞬殺」できるかの実験

ロシアのある刑務所での猛毒実験。研究所長であるGrigory Mairanovskyは、数秒で人を殺すことのできる毒を求めていたそうです。

被害者の多くが、元学者や政治家、アーティストだったと言われています。

Licensed material used with permission by The Infographics Show
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