「あなたのレコメンドは、どれも最高!」――髙城晶平(cero)とブルーノ・ペルナーダスの往復書簡#3

東京発のポップバンド、ceroの髙城晶平さんと、ポルトガルの現代ジャズミュージシャン、ブルーノ・ペルナーダスさん。

11月に「Festival de FRUE 2018」へ出演するふたりが、それぞれのオススメのアーティストやお気に入りの楽曲をメールでやり取り!

セレクトがディープでおもしろすぎるので、せっかくだから文面そのまま公開しちゃいます。全4回。

<3通目>

©cero

こんにちは、ブルーノ。手紙ありがとう! 送ってくれた音楽、どれも最高!!

いいものを教えてもらえてとても嬉しいよ。なかでも、アレッサンドロ・アレッサンドローニは、全く知らない音楽だったので興奮した。このレコード、日本で探してみるね。

ぼくもレス・バクスターは大好き。日本のミュージシャンだと、細野晴臣にはやっぱりとても大きな影響を受けてる。彼は『はらいそ』やエキゾ3部作と言われている作品からYMOでの活動、さらにその先のアンビエント作品から現在の活動に至るまで、一見様々なジャンルを転々としているようでいて、実は音楽の芯は変わっていないと思う。

そういうスタンスに憧れているから、ぼくも恐れることなくいろいろなスタイルに飛び込んでいくつもりで音楽をやってるよ。

冨田勲もまさにスペース・エイジだね。ぼくが現在の日本でスペース・エイジ・ポップを感じる日本のアーティストを紹介するね。

© NEWHERE MUSIC

王舟 & BIOMAN『Senigallia』。王舟(Oh Shu)は、中国生まれのシンガーソングライター。2018年5月にBIOMAN(neco眠る)と共作でインストアルバム『Villa Tereze』をリリース。

© TUCKER

TUCKER『live-electone』。タッカーは、日本のエレクトーン奏者。70年代のエレクトーン、ターンテーブル、ギター、ベース等を一人で駆使するマルチパフォーマー。

© YOSSY LITTLE NOISE WEAVER

YOSSY LITTLE NOISE WEAVER『SWEET NIGHT DEW』。ヨッシー・リトル・ノイズ・ウィーヴァーは、日本のミュージシャンYOSSYとicchieによる日本の音楽ユニット。

11月3日のイベントが近づいてきたね。つま恋リゾートで会えるのが楽しみ!

――髙城晶平(cero)

取材協力 髙城晶平(cero), Bruno Pernadas, FRUE
翻訳 Shiori Yamaguchi

<出演情報>

■開催日時
11月3日(土)開場/開演 10:00 終演 27:00
11月4日(日)開場/開演 9:00 終演 20:00

■開催場所
静岡県掛川市 つま恋 リゾート彩の郷
【住所】静岡県掛川市満水(たまり)2000(
Google Map

■出演者:
Acid Pauli
Billy Martin
Bruno Pernadas
Campbell Irvine
Donna Leake
Lee Lang
NELS CLINE’S TRIO HADARRO feat. Chris Lightcap & Tom Rainey
Powder
Sam Gendel
speedy lee genesis
Sugai Ken
Theo Parrish
U-zhaan
Yamandu Costa
YEK by Mohammad Reza Mortazavi & Burnt Friedman
Yoshinori Hayashi
YOUFORGOT
悪魔の沼
髙城晶平(cero)
南蛮渡来
7FO

TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。