「細野晴臣はたくさん聴いてた!」――髙城晶平(cero)とブルーノ・ペルナーダスの往復書簡#4
東京発のポップバンド、ceroの髙城 晶平さんと、ポルトガルの現代ジャズミュージシャン、ブルーノ・ペルナーダスさん。
11月に「Festival de FRUE 2018」へ出演するふたりが、それぞれのオススメのアーティストやお気に入りの楽曲をメールでやり取り!
セレクトがディープでおもしろすぎるので、せっかくだから文面そのまま公開しちゃいます。全4回。
<4通目>
ハロー、ショウヘイ。:)
ぼくも細野晴臣はたくさん聴いてた! 彼は様々な音楽的影響の中を旅する一方で、
きみが送ってくれたアーティスト達、本当に気に入ったよ。残念ながらBIOMANは聴けなかったんだけど。Spoti
TUCKERはとってもグルーヴィーで、このシンセの音大好き。甥っ子にも送ることにしたよ。絶対気にいると思うんだ。
ところで、日本にはヴィンテージ・
最後になるけれど、きみに聴かせたい音楽のリンクをいくつか送る。オススメを色々とありがとう。
Eden Ahbez『Eden's Island』。エデン・アーベは、1908年生まれ、アメリカのシンガーソングライター。ナット・キング・コールの大ヒット曲『Nature Boy』の作曲者。
Joe Meek & The Blue Boys『I Hear a New World』。ジョー・ミークは、1929年生まれ、イギリスの音楽プロデューサー。レコーディングスタジオを楽器として使う、多重録音による楽曲制作の先駆。
Arthur Verocai『Arthur Verocai』。アルトゥール・ヴェロカイは、1945年生まれ、ブラジルのミュージシャン、作曲家、編曲家。
Bruno Nicolai『Allora, Il Treno』。ブルーノ・ニコライは、1926年生まれ、イタリアの映画音楽作家。同じくイタリアの作曲家であるエンニオ・モリコーネと書いた楽曲『Il Mercenario (Ripresa)』は、クエンティン・タランティーノ監督の映画『キル・ビル Vol.2』でも使用された。
Donnie & Joe Emerson『Baby』。ドニー&ジョー・エマーソンは、1970年代後半に結成された兄弟バンド。農夫だった父親がふたりの息子のためにつくったレコーディング・スタジオで1stアルバム『Dreamin 'Wild』が誕生。その収録曲が『Baby』。2012年にアリエル・ピンクがカバーし、その後ユニクロのCMにも使用されたことによって脚光を浴びた。
もうすぐ会えるね!
――ブルーノ・ペルナーダス
ふたりは、11月3日から開催される音楽フェス「FESTIVAL de FRUE 2018」に出演予定。
急遽、Medeski Martin & Woodのドラマー、ビリー・マーティンと出演者たちによる即興ジャムセッションも決定。これにはブルーノさんも「夢が叶う」と興奮しています。
出演時間やイベントの詳細は、WEBサイトで確認を!
<出演情報>
■開催日時
11月3日(土)開場/開演 10:00 終演 27:00
11月4日(日)開場/開演 9:00 終演 20:00
■開催場所
静岡県掛川市 つま恋 リゾート彩の郷
【住所】静岡県掛川市満水(たまり)2000(Google Map)
■出演者:
Acid Pauli
Billy Martin
Bruno Pernadas
Campbell Irvine
Donna Leake
Lee Lang
NELS CLINE’S TRIO HADARRO feat. Chris Lightcap & Tom Rainey
Powder
Sam Gendel
speedy lee genesis
Sugai Ken
Theo Parrish
U-zhaan
Yamandu Costa
YEK by Mohammad Reza Mortazavi & Burnt Friedman
Yoshinori Hayashi
YOUFORGOT
悪魔の沼
髙城晶平(cero)
南蛮渡来
7FO