ノルウェーのクルーズ船は「魚の死骸」で動く!?

化石燃料を使うのに比べて、温室効果ガスの排出量が少ないと言われている次世代エネルギーのバイオガス。北欧の景色を愉しめるクルーズ船の運航も行うノルウェーの海運会社「フッティルーテン」もまた、この燃料を使用すると発表しました。

バイオガスの元となる有機廃棄物として動物の糞尿や食料廃棄物が利用されることもあるのですが、彼らは魚の死骸を使う予定。ノルウェーサーモンなど漁業のイメージもある同国らしいプロジェクトですよね。水揚げ量が世界の中でも多い日本ならば、同じような試みも近い将来行われるかもしれません。

「フッティルーテン」は、2021年までに17隻のクルーズ船のうち6隻について、バイオガスを取り入れると説明。「化石燃料を使用しない初のクルーズ企業になるだろう」とも意気込んでいます。

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