春のヨーグルト図鑑「ヨーグルト健康」
【上図参照】
A. フタのペラのつかみやすさ感
わりとゆったり、親切サイズの1.7cm
B. 手なじみ感
ザ・たなごころ(底の範囲の広さが効果的)
C. ロゴマークの主張感
全面打ち出しの「ヨーグルト」、すぐそばに赤マルで「健康」、真っ向勝負!
D. メッセージング感
小声でささやくような、健気な出で立ちの「Original taste」。“たまに口をひらいたと思ったら大事なこと言う人” 感あり
E. パッケージのトリップ感
なだらかな丘に、朴訥とした木が2本、穏やかな牛が2頭(1頭は草を食べ、また1頭は地に伏せている)
60秒 ヨーグル・レコメンド
「生きて腸まで届くこと」が大事なのだそうです、乳酸菌って。もっと言うと、花粉症やインフルエンザなど、わたしたちの晴れやかなるスプリング・スタートの出鼻をくじくアレやコレから守ってくれるのは、主に生きて腸まで届いたあの子たち。それを知ってからというもの、なんとか腸までの過酷な道を走り切った健気なニューサンキン・ズには、もれなく全員に一等賞を贈呈したいと敬意が生まれた次第。同時にパッケージの上部にあるメッセージが、以前よりもわたしの目には眩しく映るのです。付け足すようで恐縮ですが、「生き腸」ポイント(もう略します)以外にも推したいのが、国産原料のきび砂糖が演出するやさしいあまさ。文字にするなら平仮名の「あまさ」。食べたそばから、「用が済んだのでわたしはこれで……」と去ってしまう健気なあまさ。茶色で書かれた文言もナイス・素朴。そう、これは総じて “けなげ系”ヨーグルト。
グリコ ヨーグルト健康(125g)
生乳仕立てでコクがあり、すっきりとした甘さのヨーグルト。フタ表面に掲げられたフレーズは「愛されつづけて36億個突破!(※シリーズ販売累計)」。36億ってすごい。35億より1億多い。