2019年秋、僕らが「BACK NUMBER」のジーンズを買うべき5つの理由
TABI LABOが2019年秋冬に推すのは、この「BACK NUMBER」のジーンズだ。
「BACK NUMBER」は、ジーンズのセレクトショップとしてデニムに精通するRight-onのプライベートブランド。その自信作だけにクオリティの高さは言うまでもないが、ほかのジーンズとどこかどう違うのか?をしっかりと解説しておきたい。
このジーンズを購入するべき理由は、全部でこの5つ+1つだ!(最後のひとつは野暮だけど、大事なことだから付け足し)
理由1
ほかでは絶対にあり得ない、極上の履き心地
そのジーンズの名称は「和紙デニム」。天然素材である(和紙の原料は植物。和紙デニムの糸の原料はマニラ麻が採用されている)和紙を使った糸をデニム素材に織り込んでいる。
見た目から“和紙っぽい”と感じることはないが、履いてみるとその効果に驚くはずだ。
軽い!
普段、僕らはジーンズを重いとは思っていない。たしかに他のパンツに比べて重量はあるけれど、ジーンズとはそういうもの、とわかっているので、気にしなくなっている。けれど、この「和紙デニム」を履くとわかる。ジーンズって重かったんだ、と。それぐらい軽い。結果、従来のジーンズのイメージを覆す履き心地となっている。
決して生地を薄くしているわけじゃない。それだけ和紙糸が軽いのだ。
履いた瞬間に感じる「あっ、このジーンズ軽いな」という感覚は、1日履いてみるとさらに増す。
理由2
デニムで一番重要な「表情」が素晴らしい
ジーンズにこだわりがある人にとって、じつはこれが一番重要なポイントかもしれない。なんといっても、デニム素材の魅力は素材の表情にある。
上でも少し触れたが、まず「和紙デニム」をひと目見て「新しい素材だな」とわかる人はまずいない。
紛れもなく本物のジーンズだ。
その表情を出すためにさまざまな工夫がなされているが、その象徴が「和紙デニム」のレギュラーモデルに採用されているレーザー加工だろう。近年、さまざまなブランドが導入している技術だが、Back Numberでは2回に分けて、加工しているのがポイントだ。1回目では色落ち感を表現し、2回目では別パターンのレーザー加工で奥行きのあるユーズド感を出す……結果、完成するリアルな「ヒゲ」や「アタリ」には、エイジングにうるさいアメカジファンも驚くはずだ。
理由3
週三のヘビーローテーションが可能
ここまでで「和紙デニム」がいかに軽く、通気性に優れ、そしてデニム本来の表情を持っているかはわかってもらえたと思う。
そうなると気になるのは耐久性だ。一般的なイメージでいけば、軽くて通気性のいい素材に加工を施せば、耐久性は犠牲になる……が、「和紙デニム」は耐久性にも優れている。
そもそも和紙自体が、「1000年の寿命を持つ」と言われるほど耐久力を備えた素材だ。製法として自然の繊維を壊すことなく作られるため、しなやかさがありつつ、強度が高い。そんな和紙から作った糸を使った「和紙デニム」もまた、耐久性が高くなっている。
さらに、空気を含む素材ということで速乾性もある。
耐久性×速乾性。
つまり、ガシガシ洗ってヘビーローテーションできるジーンズというわけだ。見出しで「週三」としたロジックは、洗濯して乾かす時間を入れたから。耐久性だけでいけば「週七」でも構わないだろう。気に入ったジーンズは、それぐらい履き倒したい!
理由4
メンズ、レディースともにラインナップが豊富で、選ぶ楽しみがある
じつはこの「和紙デニム」が誕生したのは2011年。以来、ずっと「BACK NUMBER」ブランドを代表するジーンズとして、全国のRight-on店頭で売れ続けている人気商品だ(もちろん、発売当初から素材などは進化している)。
これまでにもTABI LABO以外のメディアにも多く取り上げられているが、たいていはその素材の優秀性の話に終始する。だけど、僕たちTABI LABOは「和紙デニム」が展開しているモデルのファッション性にも言及したい。
メンズ、レディースともに豊富なラインナップが揃う。
これもまた「和紙デニム」の魅力だ。
今季のラインナップをみてみよう。
メンズは、もっとも汎用性の高いレギュラー、ジャケットとも相性のいいストレッチスリム、アメカジ派にオススメしたいセルビッチ、ハードなイメージのダメージ、それにGジャンもある。
レディースは、少しルーズなストレート&テーパード、カジュアル使いに最適なコクーンワイド、ボーイッシュに履きたいペインター、そして今季注目のオーバーオールまでが展開されている。
好みや気分で、ジーンズをチョイスしたい。
理由5
あまり知られていないが、サステイナブルな側面を持つ
じつはあまり知られていないが、「和紙デニム」を展開しているRight-onという会社自体が、サステイナブルな取り組みに積極的だ。
昨今の時流に乗ったわけではなく、すでに2009年に衣類のリユースプロジェクトをスタートさせている。10年以上も続いているこのプロジェクトでは、回収対象衣類も幅広く、なんと他社製品でもOK。例えば、ジーンズを1本対象店舗に持っていくと500円分のクーポンがもらえる、といった具合だ。
そもそも“和紙を使ってデニムを作る”という発想自体が、可能な限り化学繊維ではなく天然繊維を使用したいという思いからきているし、前述のレーザー加工もウォッシュ加工に比べて節水に貢献している。
声高に叫ばれることはないが、「和紙デニム」もそれを作っている会社もサステイナブルな側面を持っている。
最後に。
「和紙デニム」は、はっきり言って安い。
スペシャルなセルビッチリジッドデニムの1万4900円を除いたすべてのモデルが1万円以下になっている。「本格派、高機能、ジーンズ」でこの価格!全国展開しているRight-onのプライベートブランド「BACK NUMBER」だからこそ実現できるコストパフォーマンスのよさだ。
だからこの記事のタイトル『僕らが「BACK NUMBER」のジーンズを買うべき5つの理由』に、1つだけ付け加えたい。
理由6
安い
はっきり言って、購入しない理由はない!