「ちょ......水道の蛇口からビールが出たんだが、マジで」インド・ケララ州
インド南部ケララ州の集合住宅で、水道をひねると水に混ざってビールなどのお酒が出てくるという珍事が起きた。
住民の一人がキッチンの蛇口をひねったところ、水道から茶色く濁った水が出てきた。だが、匂いはサビではなくアルコール!?
日本国内にもオレンジジュースやうどん出汁を出す観光名所はあるが、こちらは一般家庭でのハナシ。子どもが口にしていたらと思うとゾッとする。
地元自治体が調査したところ、数日前に近所の元・違法操業バーの跡地に穴を掘り、およそ6000リットル分のビール、ラム、ブランデーを開栓して破棄したことが判明。どうやらそれが地中から井戸に染み込んで、集合住宅の水道水を水割りにしたらしい。
ビールならともかく蒸留酒まで、わざわざ開栓して廃棄してしまう必要あった?
「The Indian Express」によると、バーの摘発は2014年で、押収したお酒はどれも賞味期限が切れており、返すアテもなく跡地での処理に及んだというが……。もっと別の活用法あったんじゃない?
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