若手フードクリエイターを支援する「ウェブマガジン」緊急配信スタート
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、臨時休業やイベント開催自粛など、料理にたずさわる人たちの活動の場が制限されている。
そんななか、フリーランスの料理人や若手フードクリエイターを束ねる「ツカノマノフードコート」は、独自の取り組みで活路を見出そうとしている。
参加フードクリエイター:田中開「OPEN BOOK」、奈雲政人「Sta.(プロデューサー)」、今西大和(Sexy French シェフ)、てとてと(おもてなし夫婦ユニット)、もったいない料理人みっきー(フードロス料理)、Keiyo Lan「台湾料理 吃日吃日」、Mizuki Koshide(中東料理研究家)、ソウダルア(フードアーティスト)、横山祥太郎(鯛骨拉麺 「鯛祥」)、高田有(クラフトルートビア職人)、ケニック「ケニックカレー」。
スペシャルゲスト:遠山正道(スマイルズ代表取締役社長)、平山潤(『NEUT Magazine』編集長)、Horikawa Ai(フードデザイナー)、多治見智高(「茶割」創業者)。
総勢15名のフードクリエイターたちのレシピ付きエッセイをオムニバス形式で紹介する「ツカノマノ読むフードコート」を、noteにて講読料3000円で販売をスタートした。
オンラインでも飲食業界にお金が循環されるしくみとして、フードクリエイターの感性を料理以外の方法で多くの人に提供し、その価値を循環しようという試みだ。
「ツカノマノ読むフードコート」は、たんにレシピの紹介では終わらない。料理にまつわる背景とともに、食にたずさわる若者たちが日々どんなことを想い、食とどう関わっているのかが垣間見える、いわば“創作メモ”でもある。彼らの創造性を文面から味わい、咀嚼する。とっておきのレシピを作ってみるのは、それからでも遅くない。
食体験は必ずしも目の前の一皿のみにあらず。こと、いまこの状況においては。おいしい料理を味わう側の僕たちも、しばし創造力を働かせる必要があるはずだ。
現在までに9記事が公開され、今後も随時公開予定。新型コロナウイルスによる影響の事態収束まで、期間限定で配信される。なお、4月中に登録すると4月に公開される全ての記事を読むことができる。
ツカノマノ読むフードコート|note