米大学による研究——カフェインは「問題解決能力」を大幅に上げる?

米国「アーカンソー大学」の研究者は、カフェインが問題解決とブレインストーミングの2つの実行能力にどう影響するのかの研究結果を発表した。

88人の被験者に対しておこなわれた実験を通して得られたのは、カフェインは問題解決能力を大幅に向上させるが、新しいアイデアを考える能力にはまったく影響しないというものらしい。

その実験の内容は、被験者に対し200mgのカフェインピルを投与し、そのあとに72に及ぶ問題解決の質問と、3つの自由回答問題を出題するというもの。結果、前者の回答にはカフェインの有無によって大きな差がみられたという。

研究者によると、思考タスクには問題の解決策を考え出す「収束的思考」斬新な意見を幅広く出す「発散的思考」の2種類があり、カフェインは「収束的思考」に大きく作用すると考えられるようだ。

ほかにも、カフェインには気分を高める効果があることも示されているなど、仕事や勉強に向いているのは間違いないという。

また、「発散的思考」の能力を上げたい場合は、散歩や仮眠が効果的であるらしい。つまり、お昼休みにコーヒーを片手に散歩することは、午後の仕事の生産性向上に大きくつながる有効な手段といえるのかもしれない。

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