最高においしい「コンビーフサンドイッチ」の秘密【レシピ】
こんなときだからこそ、いえ、こんなときだって、日々の活力を生むのはおいしいごはんです。レストランシェフ、料理家、日頃から「食」に携わるみなさまから、“レシピのおすそわけ”をいただきました。
教えてくれたのは「THE GREAT BURGER」オーナー車田篤さん。
さあ、一緒に作ってみませんか?
オーナーシェフ。株式会社LDFS/株式会社GUIDING LIGHT 代表取締役。東京・原宿に「THE GREAT BURGER」をはじめアメリカの空気感を届ける「GOOD TOWN DOUGHNUTS」「GOOD TOWN BAKEHOUSE」など6店舗の直営店を手がけ、7店舗をプロデュースする。2016年には「GOOD TOWN DOUGHNUTS」でカリフォルニアに進出。
アメリカの空気感を味わえるメニューを教えてください!
こんなざっくりしたオーダーに車田さんが紹介してくれたのは、アメリカ家庭でよく食べられているというコンビーフを使ったサンドイッチ。
日本人の食習慣にはあまり馴染みのないコンビーフに、同じくサラダでしか登場機会のないアルファルファを合わせる。サンドイッチの具材になるとサイコーにおいしい組み合わせになるんだそうです。
車田さんのオススメはコンビーフより安価な「ニューコンミート」。牛肉のほか馬肉もブレンドされたタイプですが、こちらでも十分おいしくつくれるんだそう。ちなみにパンは車田さんが手がける「The Little BAKERY Tokyo」のカンパーニュを用意していただきました。
抑えておくべきポイントはこの2つ。
パンは両面にバターを
ホットプレートでパンを焼く
<材料>
・パン:2枚(カンパーニュ、なければ食パン)
・コンビーフ:1缶(あればニューコンミート)
・トマト:スライス2枚
・レタス:ちぎって6枚くらい
・スライスチーズ:2枚
・アルファルファ:適量
・マヨネーズ:適量
・粒マスタード:適量
・バター:適量
<つくりかた>
① 常温にもどして柔らかくなったバターをパンの両面にぬる。
カリッとした焼き上がりに仕上げるため、バターは両面に! 今回はカンパーニュを使いましたが、家庭では食パンでもOK。
② 220°Cほどに温めたホットプレート(なければフライパンでOK)に①をのせ、こんがり焦げ色がつくまで両面焼き、片方のパンにチーズをのせておく。
パンは熱源に近いほど表面はパリパリ、中は水分が残ってふっくら仕上がるため、オーブントースターではなく、ホットプレートやフライパンで焼くほうが断然おいしくなります。
③ ホットプレートまたはフライパンに薄く油をひき、コンビーフ(あればニューコンミート)をブロックのままのせヘラなどで上からプレスするように押しつぶして崩す。
ポイントはコンビーフの水分を飛ばすこと。焼き色がつくくらいまで。パンを焼きながらコンビーフも同時進行で!
④ チーズが乗っていない方のパンに粒マスタードを適量ぬる。
この粒マスタードがあるとないとじゃ、大きく味が変わってきます。写真を参考にしてもらってパン全体に広がるようぬってください。
⑤ ④の上にレタス、トマトを重ね、マヨネーズを適量。コンビーフを重ね、アルファルファをたっぷり乗せ、最後にチーズ側のパンでサンドし、軽く押しつぶせばできあがり。
アルファルファがいい仕事するんですよねぇ。パンとマヨネーズと粒マスタードにめちゃくちゃ合いますよ。
ツナサンドやハムサンドでも、コンビーフと同じようにホットプレートやフライパンで水分を飛ばしてからつくると、味がぐんと引きしまるんです。試してみて!
5分で完売。
超人気バーガーキット
「THE GREAT BURGER」のベーコンチーズバーガーの材料が4食分入った「バーガーキット」や、お店で実際に使っている粉を小分けにした「オリジナルバターミルクパンケーキミックス」、こちらも大人気の「放し飼い有性卵のカスタードプリン」など、お店の味を自宅でも!
GOOD TOWN GENERAL STORE