「本みりん」で作ったほうじ茶のリキュール
「みりん」とは何か?を正確に答えられる人がどれだけいるだろう。そんな人に向けて創業250年の老舗みりんメーカー「九重味淋」(愛知県碧南市)が“飲むみりん”を開発。
パッケージも味わいも......意外といいんです。
この「Rincha」は、本みりんにほうじ茶を漬け込んだリキュール。アルコール度数は13%。お酒のように楽しむみりんだ。
©九重味淋株式会社
ベースとなるのは、ウイスキーの木樽で熟成させて作る「まろりか」。業界初!と注目の樽貯蔵本みりんは、木樽特有の樽香をまとい、味や風味にまろやかさが増す。これに同郷西尾産のほうじ茶をシンプルに漬け込んだだけ。
みりんとほうじ茶の斬新な組み合わせだが、これが食前酒にも就寝前のナイトキャップとしても飲みやすい。もとより、角のないまろやかさこそみりんの持ち味。香ばしいほうじ茶と相まったリキュールは、どこまでも優しい。
余談だが江戸時代中頃、みりんは女性向けのお酒として親しまれていたという。もちろん、現代のみりんだって飲むに値する。
というわけで、キンキンに冷やしてストレートで飲むもよし、炭酸やミルクで割るもよし。300mlは985円(税込)、750mlは1980円(税込)。
碧南市の直営店か、公式通販サイトで販売中。
©九重味淋株式会社
©九重味淋株式会社
『Rincha ほうじ茶のお酒』
Top image: © 九重味淋株式会社