先住民族に敬意を表し「エスキモー・パイ」が名称変更へ
1921年から「エスキモー・パイ」を販売する企業「Dreyer’s Grand Ice Cream」が、同商品の名称を変更すると発表した。
そもそも“エスキモー”は、北極圏などで暮らす先住民族をあらわす“イヌイット”と同じような意味で使われている。……が、植民地主義や人種差別的な意味合いが含まれているとして、近年、多くの人がその呼び名に疑問を投げかけていた。
そして、ジョージ・フロイドさんの死亡事件をきっかけにあらためて注目されている人種差別問題により、Dreyer’s Grand Ice Creamはエスキモー・パイの名称が「侮辱的だった」ことを認め、リブランディングを約束。2020年中に名称変更など、すべての作業を終わらせるという。
ちなみに、アメリカでは今、ほかにもたくさんの商品が名称変更などを発表している。
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