猫やおじさんだらけの「大人の塗り絵」が最高に癒される!

巷で密かにブームとなっているもの、それは「大人の塗り絵」だ。

しばらく前から人気のアクティビティだけど、その人気が再燃している理由は、雨も、湿気も、コロナも気にせず快適なお部屋の中で楽しめることにもあるのかも。

大人の塗り絵は、子どもたちが楽しむ塗り絵よりも「下絵」が複雑で繊細なものが多く、テーマも「建築」や「浮世絵」、「ホラー」など大人がより楽しめるラインナップが揃っている。

しかも、ストレス解消になったり、自律神経が整ったりと、ただ暇つぶしになるだけじゃなくて、心と体にいい効果をもたらしてくれるんだとか。

調べたら、「そんなのまであるのか!」っていうテーマの塗り絵も結構あって面白かったので、いくつか紹介してみようと思う。

一冊目のテーマは、「猫と愉快な仲間たち」。

猫、猫、猫、たまにおじさん

©iStock.com/Anna Erastova, 2020 NEW STANDARD

猫好きで、自身も猫飼いのイラストレーター・クラミサヨさんの塗り絵。

アニメチックだったり、写実的だったり、いろんなテイストの塗り絵があって飽きないし、猫だけでなくテグーやカワウソ、魚、鳥、ロバ、ブタ、宇宙人から謎のおじさんまで、たくさんのキャラクターがそこかしこに現れてとにかく楽しい。

大体、「おじさん」の塗り絵なんてのが存在したこと自体に驚く。そして癒される。

ページ後半には、黒い紙に白い線で下絵が描かれている「黒ぬり絵」なるものが付いているのも見逃せない。黒い紙なので、ミルキーなかわいい色で塗ったり、淡い色の色鉛筆も使うことができる。つまりは「猫を白に」塗ることもできるのだ!(日本全国の白猫マニアの皆さん、これは事件です)

巻末に付いている下絵の解説も、絵本を読んでいるようなほっこりした気持ちになっておすすめ。

©iStock.com/Anna Erastova, 2020 NEW STANDARD
『にゃんコロリアージュ』(クラミサヨ 著、辰巳出版)
Top image: © iStock.com/Anna Erastova, 2020 NEW STANDARD
TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。