おいしくて環境にも優しい「エシカルチーズケーキ」が発売
食品ロス対策やSDGsへの取り組みの一環として、自社食品工場で発生する製造ロス(端材、はじっこ)を活用した商品「Hazico(ハジコ)シリーズ」を開発してきた「ぶどうの木」が、貴重な素材の廃棄部分から生まれるエシカルなチーズケーキを発売した。
使用される素材の一つ目は、日本の乳製品で初めての「有機JAS認証」を取得した「セタナ・オーガニック」の「国産有機フロマージュブラン」。バターを作る際の副産物で、これまで廃棄されるだけだった乳清(ホエイ)が原料だ。
もう一つの素材は「金沢ゆず」の果皮。できるかぎり農薬は使わず、除草剤や化学肥料は一切不使用。土地や栽培への研究を重ねながら手間暇かけて丁寧に作った「多田農園」の柚子は、青果のほか一部は搾汁して果汁として出荷されている。これまで果汁を絞った後の果皮は廃棄されていたが、今回はそれをコンポートに。
いずれも、農家が自然と向き合い、心と力を尽くして生まれた貴重で希少な農産物の一部であり、価値を持ちながらも端材(副産物)として利用されずに廃棄されてしまうものだった。
それらを無駄なく使いながら、奇跡のマリアージュを楽しめる「チーズケーキHazico」は、しっとり滑らかな食感に仕上がっているとのこと。
そのおいしさもかなり期待ができそうだ。
©2020 株式会社ぶどうの木
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『ぶどうの木』
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