「サマータイムの廃止」をアメリカの医学会が要求

ヨーロッパで廃止に向けての検討が進んでいるなか、アメリカでも「睡眠医学会」「公衆衛生や安全性の観点からサマータイムを廃止すべき」との見解を示した。

廃止を求める理由は、サマータイム制度によって人は体内時計のリズムを崩しやすく、また、時間の切り替えのタイミングで、交通事故心臓血管系への障害気分の落ち込みといった精神的不調などのリスクが高まることを挙げている。

具体的には、交通事故による死亡が6%増えたり、ヒューマンエラーによる医療事故が18%増加したという結果が出ているようだ。

アメリカの成人2000人以上へのアンケートでは、63%がサマータイム廃止に賛成しており、反対はわずか11%にとどまった。健康被害についても、55%が切り替え時になんらかの疲労感を感じていることも明らかとなった。

そもそも、日照時間の有効活用という政策的な理由から取り入れられたサマータイム。健康被害を増幅させるような制度なら、確かに好ましいとはいえないだろう。

Top image: © Sahara Prince/Shutterstock.com
好奇心を満たそう!60秒以内で読める記事

関連する記事

アメリカでたくさんのジムを展開する「Life Time」。彼らは「私たちはジム以上の存在です」というコンセプトを掲げて、コワーキングスペースの運営もしてい...
「Hound Labs」はカリフォルニアの企業が開発したブレスチェッカー。アルコールを検知するだけでなく、吐き出された息に含まれるマリファナ成分も発見できます。
アメリカで、パーティにも家でのくつろぎタイムにも必須な「Dr Pepper」がスーパーから消えている!
医学博士は言います、太る原因がビールにあるわけではないと。さらには、病気知らずの体づくりにビールが役立つとまで。
エルサルバドルの若者たちの更生などを間接的に支援できるサステナブルなトートバッグがクラウドファンディング「Fannova」で販売中。
5月29日にアメリカで発表された「Skai」は、水素を燃料にして飛行する航空機。結論から言うと、水素自動車よりも先に普及するかもしれません。
紹介するのは、アメリカ・アトランタに期間限定でオープンしているラーメン屋さん。「中村家」と名乗っています。でも、名前よりもラーメンに注目です!
乾燥機には真空ポンプが内蔵されていて、それが本体の中を減圧する仕組み。すると水分は100度に満たずとも蒸発するので、たった15分で洋服を乾かすことが可能に...
自然のものとは思えないような鮮明な木々の色に驚くはず。紅葉というよりも、赤、黃、緑、紫とまるで花畑。
色合いやレイアウトは美味しいミルクシェイクが楽しめそうなレストラン。映画で観たことがあるような“アメリカ”!
車に直接連結できるカーテント「CAREX(カーレックス)」。
ノルウェーのSommarøyという島で、ちょっと興味深いムーブメントが起きています。彼らは「時間」を廃止しようとしているんです。
新型コロナの影響でさまざまな業界が苦しむなか、アメリカではケチャップ不足が進行中。強すぎる愛が生んだ、アメリカのもう一つの危機。
新型コロナウイルスがアメリカで猛威を奮っていた最中、アメリカ全土で豆腐の売り上げが急上昇していたというデータが発表された。
日本では日常の足として愛されている「ママチャリ」。そんなママチャリがアメリカで普及しないのには、こんな理由があったんです。
8月にアメリカで販売が開始された「アンハイザー・ブッシュ・インベブ」の「Natural Light Seltzer」が話題になっている。商品名の一部にもあ...
アメリカ五大湖のうちのひとつであるエリー湖に、人間と同じような権利が与えられることになりました。
まだ辞書や参考書にも載っていない“今使われている英語”を知りたいなら、チェックをしておいて損はありません。マサチューセッツ州にあるLowell High ...
昨年の12月、米セブンイレブンが缶入りワイン「Roamer」を発売しました。これはひとつのトレンドを象徴するような出来事だと思います。アメリカでは今、缶ワ...
ここで紹介するのは、アメリカ・オレゴン州の動物園が年に1度行う“動物たちの健康診断”で撮ったレントゲン写真。
「本国でも売って!」アラブ諸国限定販売だった「MAYOCHUP(マヨチャップ)」なるものを求めて、アメリカが大騒ぎだとかで。
ロサンゼルスの学校がヴィーガン給食の提供を予定しています。
「Epic」の社員には、5年に一度、旅を目的とした4週間の特別有給休暇が付与される。
くら寿司のアメリカ展開店舗「KURA REVOLVING SUSHI BAR」。日本では食べられないローカルメニューベスト3を紹介します。
日本でも展開して欲しいと願いたくなる魅力的なお菓子の企画がアメリカで行われました。加工食品メーカーの「ケロッグ」が製造する大人気のクラッカー「Cheez-...
アラバマ州にあるフォードの販売店が、自動車を購入した人に「アメリカの国旗」と「聖書」をあげるというキャンペーンを行なっています。
「U.S.A. Songs Map」は、アメリカの各州や都市にゆかりのある歌のタイトルが記されている地図。その数1000曲以上。あまり聞いたことのない地名...
アメリカ・ブルックリンで開催中の展覧会「Not Another Second(もう一秒たりとも)」。12人のLGBTQシニアたちの、これまで本当の自分とし...
3年の月日をかけて開発された「Mighty Mug」。横からチョップしようがパンチしようが、正面からどつこうが倒れません。つまり、デスクワーク中に肘が当た...
学術誌『SPPS』にも掲載された「ジョージア大学」の心理学者の研究論文によると、アメリカ人は日本人と比べ、自分を変化させることが幸福度の低下につながってい...