「サマータイムの廃止」をアメリカの医学会が要求

ヨーロッパで廃止に向けての検討が進んでいるなか、アメリカでも「睡眠医学会」「公衆衛生や安全性の観点からサマータイムを廃止すべき」との見解を示した。

廃止を求める理由は、サマータイム制度によって人は体内時計のリズムを崩しやすく、また、時間の切り替えのタイミングで、交通事故心臓血管系への障害気分の落ち込みといった精神的不調などのリスクが高まることを挙げている。

具体的には、交通事故による死亡が6%増えたり、ヒューマンエラーによる医療事故が18%増加したという結果が出ているようだ。

アメリカの成人2000人以上へのアンケートでは、63%がサマータイム廃止に賛成しており、反対はわずか11%にとどまった。健康被害についても、55%が切り替え時になんらかの疲労感を感じていることも明らかとなった。

そもそも、日照時間の有効活用という政策的な理由から取り入れられたサマータイム。健康被害を増幅させるような制度なら、確かに好ましいとはいえないだろう。

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