ミシェル夫人、オバマ氏の大統領選出馬に反対していた!
前アメリカ大統領であるバラク・オバマ氏は、大統領の座を退任後の現在も、大きな影響力を持っている。
彼がアメリカ初の黒人大統領に就任した出来事は、大統領史に残る重要な出来事だが、ミシェル夫人が彼の「大統領選出馬に反対していた」ことを告白して反響を呼んでいる。
大統領在任中の回想録『A Promised Land』を11月に出版したばかりのオバマ氏。アメリカの人気トーク番組「The Late Show with Stephen Colbert」に出演し、インタビューを受けた。
インタビューによれば、上院議員になって間もないときに、大統領選に出馬する考えが浮かんだという。このことについてミシェル夫人に初めて打ち明けたとき、夫人は「No」と反対したのだとか。
それでも説得を続けたオバマ氏。「このことについてじっくり考え抜いたうえで、それでもダメなら出馬しない」と説得し、夫人は渋々OKしたのだという。
彼が明かした秘密はそれだけではない。
8年間の大統領任期中、極度にストレスフルな環境に家族を置いたことについて夫人はずっと怒っていたのだとか。大統領選キャンペーンのときからオバマ氏の片腕として活動してきた夫人だが、彼女や家族が置かれていた環境を考えると、彼女がそのような感情を抱えていたことは想像に難くない。
政治的活動についてはもちろん、こうした家族との関係についても著されている『A Promised Land』。日本語訳版は未発売だが、気になる方は原著をチェックしてみてはどうだろうか。
Top image: © Win McNamee/Getty Images