オバマ大統領「プレイリスト」を公開。運動中にアガる曲はコレ!
2017年1月に任期を迎える米オバマ大統領。多忙な業務のなか、日々日課にしているワークアウト時に聴くSpotifyプレイリストが、アメリカ版「WIRED」に公開された。ジャンルを問わない、新旧幅広いキュレーションには、政治家バラク・オバマとしてではない一面が垣間見える。
大統領はこんな曲でアゲていた
セレクションはヒッピホップあり、ミクスチャーあり、ジャズあり、レゲエありの全10曲。
80年代の王道ポップスがあるかと思えば、注目のスウェディッシュデュオ「アイコナ・ポップ」や、新世代のベストリリシストとも評される、オーストラリアのオルタナ女子「コートニー・バーネット」のヒットソングまで、とにかくアップテンポでノリがいい。
ここでひとつひとつの曲を紹介するよりも、まずはこちらのSpotifyで試聴してみて、気に入ったものをYouTubeでフルコーラス聴くなり、ダウンロードするなりして楽しんでみては。
シェアリングの時代
大統領の人となりが見えてくる
じつは、これまでにもオバマ大統領がキュレーションした、「真夏のSpotifyプレイリスト」がホワイトハウスのTwitterを通じて公開され、毎年ちょっとした恒例行事となっていた。
こうしたプレイリストの公開も、政治戦略の一部と言ってしまえばそれまで。それでも、配信サービスを利用して好きな音楽を選曲したり、SNSでシェアすることで、大統領の人となりが見えてくる、とオバマセレクトは評判だった。
情報化とシェアリングの時代を駆けぬけたオバマ大統領の7年間。ただワークアウト・ジャムとして共有するよりも、もしかしたら「リーマンショック」、「テロとの戦争」、「プラハ演説」など、歴史の転換期に彼が口にしてきた力強いメッセージを振り返る時間にあてても良さそうだ。
Photo by Win McNamee/Getty Images