「ワインの副産物」でつくった新・乳酸菌飲料
「ワインパミス」って知ってる?
ワインを醸造する工程でぶどうを絞った後に残る果皮や種のこと。つまりはワインかす。一部では家畜の餌などに再利用もされているが、多くは畑に埋めたりと廃棄処分されてきた。
そのワインパミスを使った、新たな“副産物”がリリースされた。ワイン県山梨の「株式会社中村商事」がつくる新しいドリンク「乳酸菌発酵ワインパミス飲料」。
©株式会社中村商事
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ワインパミスのほとんどは果皮。良質なポリフェノールがふんだんに含まれている。一説には、ワインとして飲むより2倍〜6倍も多いそうだ。ほかにも、ワインには移行しないオレアノール酸なんて栄養成分も。
それを無碍に捨ててしまってはモッタイナイ。サステナブルの観点からも、ワインパミスを再利用しようという動きはワイン関連業者で活発化し、商品化されてきたものもある。
さて、前置きが長くなったが、山梨大学ワイン科学研究センターと共同開発で誕生した「乳酸菌発酵ワインパミス飲料」。前述の豊富なポリフェノールに乳酸菌を加えることで、飽きのこない爽やかな飲み心地を追求した一品だとか。
県内だけでも年間約10,000トンが廃棄されてきたぶどうカスに対する、新たなソリューションとなるかにも注目したい。1本150g入りで280円(税別)。
『乳酸菌発酵ワインパミス飲料』
【購入ページ】https://shop.re-wine.jp/
Top image: © 株式会社中村商事