【新世界の泡】シャンパンでは得られない「甘さ」に注目!このスパークリング

ワインの生産量で有名な国の産まれではない「新世界ワイン」連載でご紹介している本企画。パーティや華やかな場で活躍するスパークリングワインですが、本場のシャンパーニュにひけをとらない、というか、それ以上な存在感を見せる1本も豊富にあるんです。

豪州の老舗が造ったハイコスパの泡

「泡、大好き!」っておっしゃる方、いますよね。いえ、けっこう多く聞くようになりました。乾杯だけでなく、食事と合わせる楽しみ方も広まってます。
で、泡=スパークリングワインの最高峰といえば、やっぱりシャンパン!生産地や製法を定めてブランドを保ってまして、味もいろいろですが、美味しいのはおおよそ「当たりはキリッと辛口だけど、後から膨らむ豊かな果実感とすっきりした甘さ」なんて評されたり。う~ん、シャンパンって人物的に言えば「ツンデレ」ってところでしょうか。

そこのところ、紹介するのは「デレデレ」ってくらい“甘さを感じさせる”新世界のスパークリングワイン「カリントン・グレース スパークリング シラーズ NV

©2018 TABI LABO

造るのはアデレード・ワイン・エステートという、1849年オーストラリアの地に創業したワイナリー。豪州の建国(=1906年)より歴史のある老舗です。紹介するスパークリングワインは、このワイナリーのコスパブランドの1本で、価格も1,000円ちょっとで購入できます。

味のほうは、とにかくジューシー。そしてほんのりスパイシー。オーストラリア産のスパイシーなシラーズ主体で造られ、赤紫の濃い色の液体は、強い果実味を目から感じさせます。これまた人物的に例えると「セクシャルで甘え上手な恋人」ってところですかね。

食べ物を合わせるなら、やっぱりお肉。ギュッと挽き肉のつまったハンバーグあたりがいいですね。ワンパクにケチャップなんかつけちゃって。あとは、甘めのソースのかかったフライとかも。それに、プリンとかスイーツにもいい!あ、これ、もうお子様ランチにぴったりってことですね(笑)。

そんなマッチングまで甘々にしてしまうスパークリング。でも読み返してください。わたし、このワインのこと自体を「甘い」なんて評してないんです。実際にはやや甘口くらい。
ただ、香りや口当たりといった印象から合わせるものまで、「甘~い」をいっぱいにさせる1本。
そんな、飲む側こそデレデレにさせるワインは、シャンパンでは得られない味わいです。お試ししやすい価格ですし、甘~い泡体験してみるのいかがでしょう。

カリントン・グレース スパークリング シラーズ NV

■産地:オーストラリア
■ぶどう:シラーズ主体
■色:赤(スパークリング)
■味わい・風味:やや甘口
■実勢価格:750ml 1,123円~

 

 
Top image: © 2018 TABI LABO
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