15年の歴史に幕。アメリカ版「Yahoo!知恵袋」が5月4日に閉鎖

米大手電子通信事業者「Verizon Media」が提供するサービス「Yahoo!」は、5月4日をもって「Yahoo! Answers」を閉鎖すると発表した。

アメリカ版「Yahoo!知恵袋」ともいえる「Yahoo! Answers」は、2005年6月にサービスを開始した、約15年という長い歴史を持つ知識検索サービス。また、web 2.0時代をリードするサービスとしても知られ、“ユーザーが運営に参加するコンテンツ”の先駆者でもあった。

しかし、2010年1月には毎月約2400万人のアクティブユーザーが利用していたが、2015年には約77%減の560万人にまで減少。

また、「Yahoo! Answers」に投稿される内容の多くが情報の正確性に欠けるなどの指摘もあり、今回の決断に至った。

今後はユーザーにより信頼のあるコンテンツを提供するために、クオリティ面を磨いた異なるサービスを提供していく予定とのこと。

時代の流れとともにインターネットの在り方も変わってくる。

長い歴史をもつコンテンツがなくなってしまうのは少し悲しいが、新しくローンチされるであろうサービスに期待するとしよう。

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