「adidas」100%再生可能な「Ultraboost」の新シリーズを発売
4月22日、地球環境を考えるための日「EARTH DAY(アースデイ)」に、「アディダス」がSDGs時代らしい製品の販売をスタートさせた。
その名も「Ultraboost Made To Be Remade」。
このプロダクトはなんと、使用後に回収されたシューズを活用した100%再生可能な素材で作られているのだとか。
「アディダス」のランニングシューズのなかでも人気のシリーズ「Ultraboost(ウルトラブースト)」。軽さや優れたクッショニング性&反発力など、スポーツの際の使用はもちろん、日常生活のなかでの履きやすさでも高い評価を得ている。
そんな人気シリーズから新たに登場した「Ultraboost Made To Be Remade」。
これまでの靴は、接着剤などの使用によりリサイクルが難しいとされていたのだが、新作は接着剤や染料が一切使用されておらず、100%再生可能。
履き込んで不要になったシューズを「アディダス」に返すことで、新しい「Ultraboost Made To Be Remade」が生産されるという、まさに現代の環境問題を考えた画期的なものなのだ。
ちなみに「アディダス」では、「エコ・イノベーション」を促進するための3つの「LOOP(ループ)戦略」のもと、さまざまな取り組みを実施。
1.【リサイクル・ループ】プロダクトを製造するにあたり、再生された原材料に切り替える。
2.【サーキュラー・ループ】循環型技術を採用した100%リサイクル可能なものづくり。
3.【リジェネレーティブ・ループ】自然とのコラボレーション。
環境問題や持続可能性の重要性が謳われるなか、新たな工法を取り入れた「Ultraboost Made To Be Remade」は、きっと多くのフォロワーを生むことだろう。
残念ながら日本での発売は未定のようだが、「アディダス」の環境問題を考えたプロダクトから今後も目が離せない!