イギリスのインターセックス当事者団体が「新たなレインボーフラッグ」を考案!

イギリスを拠点とするインターセックスの当事者団体「Intersex Equality Rights UK」が、新しいレインボーフラッグを考案し、世界中から大きな支持を集めている。

披露された新しいフラッグは「プログレス・プライド・フラッグ」にインターセックスのシンボルである黄色と紫色の丸を追加したもの。

インターセックス(間性)とは、男性、女性という二元的なジェンダーに一致しない人のことを指す名称で、シンボルは伝統的な性別の色と見なされてきた青と赤とは対照的なカラーリングになっている。

レインボーフラッグは、1978年にギルバート・ベイカー氏がデザインを手掛けたものを原型に、さまざまな進化を遂げてきた。

今回のフラッグのもとになった「プログレス・プライド・フラッグ」も、2018年にダニエル・クウェイザー氏がデザインしたもの。

通常のレインボーに、人種的マイノリティを強調する色やAIDSで亡くなった方々への追悼の意味が追加されたフラッグで、欧米では現在主流となっているフラッグだ。

じつに多くの意味を内包し、人類の多様性の象徴に近づくレインボーフラッグ。果たして、今度はどんな色が追加されるのだろう?

© WeAreIERUK/Twitter
Top image: © 2021 Consortium.
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