「世界一、交通の便がいい国・日本」でマイカーについて考える

何気ない一日に思えるような日が、世界のどこかでは特別な記念日だったり、大切な一日だったりするものです。

それを知ることが、もしかしたら何かの役に立つかもしれない。何かを始めるきっかけを与えてくれるかもしれない……。

アナタの何気ない今日という一日に、新しい意味や価値を与えてくれる。そんな世界のどこかの「今日」を探訪してみませんか？

World Car Free Day

（世界カーフリーデー）

日常の移動の手段であり、陸送の要であり、また、日本においては古くから国を支える重要な産業のひとつである自動車。

そんな、なくてはならない存在である一方、自動車が走行時に発生させる騒音や粉塵、温室効果ガスなどが人や環境に大きな影響を与えて問題視されているのも、また事実。

今日9月22日は、自動車、なかでも主に自家用車（マイカー）の利用について考える「World Car Free Day（世界カーフリーデー）」です。

1997年、仏西部の都市であるラ・ロシェルで実施された啓発イベントをヒントに、翌年、「フランス環境省」が旗を振る格好で制定されたこの記念日は、現在では「欧州委員会（EU）」が支援する巨大プロジェクトに成長し、世界で2000にも及ぶ都市が参加しています。

ヨーロッパを中心とした世界各地の都市部において、公共交通機関、自転車、徒歩での移動を推進するため、マイカー利用に関するさまざまな規制が設けられる今日、日々の足として自家用車を利用しているなら、異なる方法での移動を検討してみてください。

「あれ？マイカーがなくても意外と生活できちゃうかも」なんて新たな気づきを得られるかもしれませんよ。