肉に合わせるなら、牛を世界一愛している国のがいい

グラスに注ぐとカベルネ品種より艶やかに紫がかった濃い目の赤ワイン。
見ているだけで、しずるというか情熱というか興奮というか、心が踊らされます。
赤に反応してしまう闘牛みたいに。

なるほど、いろいろ理解できました。
さすがはアルゼンチン産の赤ワイン「トラピチェ オークカスク マルベック」

このワイン、お肉に合わせる、特に牛肉との相性ではもってこいとオススメ。
ブドウから“牛肉ゴコロ”を擽るようになっているんでしょう。
なにせ産国のアルゼンチンは、世界有数の肉消費国。人口ひとり当たりの牛肉消費量は約55kgと、日本人の約6倍にも相当します。

ワイン産地におけるワインと食の関係は切っても切れないの考えは世界共通。
肉ラヴァーな国で栽培面積No.1のブドウ、マルベック品種を使った赤ワインですから、肉料理と相性抜群なわけです。 

しっかりした甘い果実味と、エレガントな香りは、口の中に長~く、やさ~しく残ってくれます。
だからか赤身のステーキなど、何度も噛むのをくりかえすような肉ともずっと続くマリアージュ。
サッカー界の至宝、メッシやマラドーナのような芯の強そうな肉体になれる気さえしてきます。

至宝といえば、このワインの造り手もアルゼンチン最高権威なワインコンクール「ガウチョ・ワイン・アワード」で、「ワイン・レジェンド(伝説)」の称号を与えられる、アルゼンチンワインの代表選手。
いい仕事してくれます。
それでいて、価格は1,000円台前半とリーズナブル

さらに、お手頃ワインにありがちな、コルクを抜いたらスグに飲み干さないというのではなく、二日目の味もいい。
果実味が落ち着き、酸味が少し強まったスパイシーな熟成感もでてきます。
これは、赤身のステーキより、ホホ肉の煮込みとかもいいし、あえてカルパッチョなど生肉にも相性がバッチリ。

う~ん……なんだか、連日牛肉をどう食べるかばかり考えさせられてしまいます。
さすが牛肉LOVE世界一な国、アルゼンチンの赤。食べ物の好みまで魅了してきますよ、コレ。

©2018 TABI LABO

トラピチェ オークカスク マルベック

■産地:アルゼンチン
■ぶどう:マルベック
■色:赤
■味わい・風味:フルボディ
■実勢価格:750ml 1,346円~

 

Top image: © 2018 TABI LABO
「新世界ワイン」まとめ

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