「赤いバラ」は12本で贈ってこそ、意味がある。

何気ない一日に思えるような日が、世界のどこかでは特別な記念日だったり、大切な一日だったりするものです。

それを知ることが、もしかしたら何かの役に立つかもしれない。何かを始めるきっかけを与えてくれるかもしれない……。

アナタの何気ない今日という一日に、新しい意味や価値を与えてくれる。そんな世界のどこかの「今日」を探訪してみませんか?

ダズンローズデー

日本でバレンタインデーといえばチョコレートをわたす日ですが、ヨーロッパでの定番は「赤いバラ」だそうです。ちゃんと数も決まっていて12本。それも女性から男性にではなく、男性が愛する女性へと贈るプレゼント。

昔から、12本の赤いバラは愛を伝える使者として、告白に、プロポーズに、結婚記念日に愛を込めて贈られてきたんだそうで。

ちょっとキザだけど、素敵な風習ですよね。

さて、バレンタインデーにはまだ3ヶ月ほど早いんですが、愛情のしるしとしてバラを贈りあう習慣を日本でも広めようと、ブライダル業界の第一人者、桂由美さんと内田和子さんによって提唱された記念日が、12という本数からとった12月12日「ダズンローズデー」です。

日本でも赤いバラの花言葉は「愛情・情熱・美」ですが、この12本(ダース)というところにもそれぞれ意味があるようでして。愛情のほか、永遠、感謝、尊敬、誠実、情熱、幸福、真実、栄光、希望、信頼、努力。

クリスマスは目前。勇気を出して愛の告白、あるいは日頃の感謝をバラの花束でというのもいいんじゃないでしょうか。

ね、たまには気取って!

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TABI LABO この世界は、もっと広いはずだ。