マッチングアプリ3日坊主の僕が、綺麗すぎる奥さんと出会った話。——デジタル時代のラブ・ストーリーズ
いつだって、“出会い” にはドラマがあるもの。
デジタル時代のラブ・ストーリーズ(略して「デジラブ」)では、みんなの「マッチングアプリ体験談」を本音で語ってもらいました。
今回のテーマは、鯖。漢字がちょっと苦手な人のために補足すると、さかなへんにブルーと書いて「サバ」と読みます。マッチングアプリで出逢った人と、鯖好きをきっかけに意気投合し、結婚まで至った東京都在住Tさん(28歳/男性)のお話。
やっぱ恋愛のリアルって、おもしろい!
3日坊主の僕が
気づいたら……
当時、出会いは欲しかったけど、めんどくさがりでもあった僕は「マッチングアプリに登録しても3日くらいでやめる」を繰り返していました。
転職したばかりで仕事が忙しかったのも関係していたかもしれません。
そんなときマッチしたのが、歳上のAさん。お互いに出張や仕事が忙しくて「本当に会えるのかな……」と思いつつ、食事に行くまで2ヶ月くらいかかりました
(いま思うと、3日坊主の僕がよくそんなにやりとりを続けられたなと思います)。
え、鯖が好きなの?
初めての食事は、恵比寿で待ち合わせ。イタリアンを食べながら、趣味や仕事、好きなごはんの話なんかをしました。
そこで意外な共通点が見つかったんです。
「鯖が好き」
僕は昔から「鯖の味噌煮」が大好きで、学食のおばちゃんにも「また鯖の子きた」と認識されていたくらいです。偶然Aさんも鯖が大好きで、塩鯖やサバの握りに目がないことがわかりました。
その場で、次回は鯖専門店に行くことが決まりました。何がきっかけになるかなんて、本当に分からないものですね。
そんなAさんの性格は……
会って話をするたびに、僕はAさんのサバサバした性格に惹かれていきました……はい。
枠にとらわれない人生観や、家族への考え方、バリバリと仕事に向き合っているところなど、深堀りしていくたびに「この人なら自分の価値観と合うかもしれない」と感じるようになりました。
Aさんから見ると、僕は「歳下なのに意外としっかりしてる」と映っていたようです。
こんな綺麗な人も
アプリ使うんだ
最初は僕もマッチングアプリの出会いにあまり期待してなかったんですが、実際に自分が付き合うところに発展して結婚までした今、周りに話を聞くと「じつは俺もマッチングアプリなんだよね」ということが多く、ああ普通なんだなと感じるようになりました。
Aさんに初めて会ったときの「え、こんな綺麗な人もアプリ使うんだ!」という驚きは、今でも記憶に残っています。何万人も登録者がいるなかで「いいね」してくれてありがとう、という気持ちでいっぱいです。
結婚した今も、食卓にはよく鯖が並びます。
おいしいですよね、鯖って。
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