彼の“本気度”が伝わってきた、「初デート中の会話」——デジタル時代のラブ・ストーリーズ
いつだって、“出会い”にはドラマがあるもの。
デジタル時代のラブ・ストーリーズ(略して「デジラブ」)では、みんなの「マッチングアプリ体験談」を本音で語ってもらいました。
今回は、マッチングアプリで結婚を前提とした(ちょっと変わった)恋人ができたという東京都在住Pさん(22歳/女性)のお話。
やっぱり恋愛のリアルって、おもしろい!
※本記事は読者の方からいただいたエピソードをもとに作成しています。
それまでは、メッセージが続かず
自然消滅しがちでした
いろんな人とふらふら遊んでいた状態から抜け出して、結婚を前提とした恋人を見つけようとマッチングアプリに登録しました。
でもわたし、メッセージの返信がとても遅いタイプなんです。はじめての人が相手だと特にそう。文章を考えているうちに返信自体が面倒臭くなり、後回しにしちゃう。で、忘れる。思い出したときにはもう遅くて……。せっかくマッチしてもまともにやり取りを続けられず自然消滅、ってことが何度かありました。
そんななかで「返信は自分のタイミングで大丈夫ですよ」と言ってくれたのが、後に恋人となる彼。
のんびりだけどやり取りを続けるうちに、趣味や性格、職場のカルチャーなど似ているポイントが多いことがわかり、自然な流れでデートの約束をしました。
「Wikipedia」が好きな
変わった人柄に惹かれて……
その日は夕方に待ち合わせ。食事の時間にはまだ早かったので、彼が好きだというニッチな古着屋めぐりからデートがはじまりました。
わたしもその街に馴染みがあったんですが、案内してくれるのは知らないお店ばかり。よくこんなところまでチェックしてるな〜と、新しい発見が多くて楽しかったです。
メッセージでも感じていたけど、共通点が多いって安心感があっていいですね。食事中もお喋りが止まりませんでした。
彼、「Wikipedia」から最新情報の通知が来るらしいんですが、それはインプット好きが高じて……だそう。そんなリサーチ力の高さ?というか変わった人柄?にも、少しずつ惹かれていっていました。
真剣な恋愛って
こんな感じではじまるんだ
食事の後、すこし散歩することになりました。
そして連れられるがままに到着したのは、なんと元カレとよく行っていた公園だったんです。
言ったらどんな反応されるかな……と迷いながらもその事実を伝えてみると、「嫌じゃなければ、おもしろいから聖地巡礼しようよ」と。
ポジティブに捉えてくれたことに安心しました。
「ここのベンチで一悶着あって〜」なんて思い出ばなしで盛り上がり、その流れでふらふら遊んでいた理由などわたしの恋愛観を詳しく聞かれて。真剣なお付き合いってこんな感じではじまるんだ……と戸惑いつつも、過去に関係があった人たちとは違って、ちゃんと向き合おうとしてくれている姿勢がうれしかったことを覚えています。
いまでは大切な恋人──。いつもありがとう、これからもよろしくね!
ちなみに……
Wikipediaって毎日更新されるメインページがあるんですけど。そこを見るだけでもたくさんの知らない単語に出会えて、けっこうおもしろいですよ(笑)
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