大富豪たちはグリーンランドで「宝探し」をしているらしい。EV用の鉱物採掘が狙いとのこと
ジェフ・ベゾスやビル・ゲイツなど世界の大富豪はいま、大規模な"宝探し"をしているらしい——。
舞台は、グリーンランドの西海岸。どうやらここには、電気自動車(EV)の駆動に必要なニッケルやコバルトが眠っているんだそう。
気候変動の影響でグリーンランドの氷が急速に溶け、資源を採掘しやすい環境が整いつつあるとのこと。大富豪たちは鉱物探査事業を手がける「コボルド・メタルズ(Kobold Metals)」などに出資し、グリーンエネルギーの採掘を狙っているようだ。
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そんな大富豪の"トレジャーハンティング"に対してグリーンランド政府は、「鉱物の採掘は国内経済にプラスの影響を与える可能性を秘めている」と前向きだ。
また、「持続可能かつ採算が取れる事業を支持し、環境問題を度外視するわけではない」としている。
しかし、気候変動の"おかげ"で気候変動対策に活路を見出すとは……なんとも皮肉なことだ。
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